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【アンディ・ウォーホル・キョウト】京都市京セラ美術館

京セラ美術館って素敵な建物とお庭ですよね~。料金高いけど。。
京都しかやってない展示会なんで、東京在住ですが他の予定とくっつけて頑張って行ってきました!京都大好きだし~。

●美術展の概要(HPより)※ちょっと省略

ポップ・アートの旗手として、アメリカの大量消費社会の光と影を描いたアンディ・ウォーホルの初期から晩年にわたるこの大回顧展。
1950年代に商業イラストレーターとして活躍していた初期の作品から、1960年代に事故や死を描いた象徴的な「死と惨事」シリーズ、アンダーグラウンド映画やテレビ番組などの映像作品、セレブリティ(有名人)たちの注文肖像画、そして、その名声を揺るぎないものとしつつ、カトリックの生い立ちにも触れる晩年の作品などを包括的に展示します。
ウォーホルは、1956年の世界旅行中に初めて来日し、京都を訪れました。本展では、京都とウォーホルの関係に目を向け、そのゆかりを示す貴重なスケッチなどを展示し、若き日のウォーホルの心を捉えた京都の姿に思いを馳せます。

●1月末。京都が混んでいた。ウォーホル展が混んでいた。

寒い寒いこの時期に、しかも盆地の冷え込みが半端ない京都ですよ。オフシーズンですよ。なのに人がいっぱいいました!
美術館はそろそろ閉幕だったので仕方ないとしても、寺は混んでるし、バスも混んでました。
人が戻ってきているのですね!それは良い事。
ただ、移動や食事は混んでることを想定しておいた方が良いですね~。

●展示会感想①:ザ・ポップアート

薄っぺらい。じっくり見てもよくわからない。ぱっと見で味わうもの?
そういう鑑賞体験、作品の価値が、自分にはまだよく理解できていないなぁと思った。なんか記号的~。

●展示会感想②:和のモチーフなのに、洋風に感じる。

葛飾北斎を模写?した作品や、舞妓さん、生け花など日本的モチーフを描いた作品があったのですが、線と色彩、どちらをとってもウォーホルでした。
線が日本画のラインじゃない。色が洋風のオシャレ。
おもしろいです~。

●ウォーホルは何をした人なのか。

軽くてポップで気軽に楽しめる作品だけど、現代アートの美術史的文脈の理解、コンセプトの理解がないと「なんだったんだろう?」となりがちな作品だったということがわかりました。
ということで調べてみました。

・第二次世界大戦後の1950年代、アメリカなどの先進国では大量生産、大量消費の時代であり、一般的な暮らしの中で日常に目にする商品などを題材にアートとした
・ポップ・アートの中でも、レディメイドを手書きにより作品化(リキテンシュタイン)のではなく、写真転写によるシルクスクリーン技法などにより作家以外の人々の手、機械生産的な方法で作品を大量に制作した
(コピーによる作品創出の成功)
・アートを高尚なものから大衆のものにした

●まとめ

何の知識も持たず行ってみたら、オシャレで楽しいけど
「これをどう楽しんで良いのやら?」という気持ちでいっぱいになりました。
コンセプトとか背景とか知った方がよくわかるぞ系だったことがわかり、それだけでも良かったです。

また、これをきっかけに現代アートの以下の流れ、
「レディ・メイド」→「抽象表現主義」→「ポップアート」→「ミニマリズム」→「コンセプチュアルアート」→「コンテンポラリーアート」
も知りたくなりました。
アートの世界、ふかーいぃ。







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