底辺からYoutube登録者5000人を超えた手法・アナリティクス全公開

近年YouTuberという言葉が浸透し、多くの人がトライしています。

動画編集をした事のない私たちも、昨年YouTubeチャンネルを立ち上げて、後発組でありながら、5000人を超える事ができました。

巷には ”YouTuberとして成功するための〇〇”という攻略記事がたくさんあります。YouTube初心者の私たちも、立ち上げ初期に、その手の記事を読み漁りました。

そこには、共通して以下のような内容が書かれていました。

＜チャンネル収益化を狙うためのポイント＞
・チャンネルや動画のテーマを決める
・タイトルや概要欄はシンプルにまとめる
・定期的に動画投稿する
・SEOを意識する
・トレンドを取り入れる
・動画のクオリティを上げる
などなど

そして、これらを意識すれば収益化できるというものでした。

＜YouTubeチャンネルの収益化条件＞
①チャンネル登録者数：1000人
②直近1年間の公開動画の総再生時間数：4000時間
①②を共に満たすと、自身の動画に広告を付ける事ができ、収入を得られる。

しかし、実際にやってみると、記事にはない、もっともっと具体的な問題に直面しました。

もうすでに、たくさんの人が見ていてくれて、その中で試す方法はいくらでも書かれている。

しかし

◆チャンネル登録者数が5人
◆再生回数は3とか4

の底辺の私たちが直面した問題と、その解決策については、書かれていませんでした。

決して出回っている記事が間違ってると言いたいわけではなく、私たちにとっては、「第２ステップ」というような位置づけに感じたのです。

そのため、初めて再生数1000回を超えるまでが、とてもハードルが高かったし、何から手を付ければ良いのか、さっぱり分からなかったというのが当時の気持ちです。

「このまま一生、誰にも見られずに、YouTubeの闇へ消えるのではないか」

という不安に駆られながら、
”登録者1000人どころか、どうやって100人獲得するか” 頭を悩ませる日々でした。

「結局YouTubeはどういう動画を無名な状態から引き揚げてくれるの!?」
「登録者5人とかの状態でどうやって新しい人が登録してくれるの!?」
「そもそもどうやって動画がYouTube上で表示されるの!?」

このようなフレーズが何十、何百、頭をよぎったかわかりません。


実際、今この瞬間にも、私たちと同じような感情を持っている方も多いのではないでしょうか。

今回、私たちが苦労した「第１ステップ」において何をしたら失敗し、何をしたら成功したかを詳しく書き記すと共に、登録者0人から5000人を超えるまでのアナリティクスデータを時系列順に、全て公開することにしました。

「登録者がいない状態からバズというものがどうやって起こったのか」
「その時のアナリティクスデータはどのようなものだったか」
「そこで挑んだ仮説はなんだったのか」
「やってはいけないと後から気付いた事はなんだったのか」

特に

◆チャンネル運営をしている方で、収益化できずに伸び悩んでいる方
◆これから後発組として、YouTubeに挑戦しようとしている方

にとっては、自分で1つ1つ試すよりも、早く登録者数を伸ばす素材になりえると思いますので、是非最後まで読んでみて下さい。

第０章　1つの動画で全てが変わった瞬間

◆2020年10月23日19:00 新規動画を投稿

この動画は、今までと大きく方針を変え、自信を持って投稿した動画でした。
※方針の詳細は第8章「バズの定義を見直して成功」でご紹介します
※第1章から時系列順の物語が始まります。

＜投稿前のチャンネル状況＞
登録者：123名
直近の動画10本の初日平均再生数：10～20回

満を持して投稿した2時間30分後のアナリティクス

2020年10月23日 21:30
「え、あんだけ考え抜いたのに、またいつもと同じ10回再生!?」

3時間経過...

4時間経過...

何度アナリティクスを更新しても、そこには、毎日嫌というほど見た再生数が表示されていた

2020年10月23日 23：30
「もう寝るか...」

と布団に入って目を閉じて”次なる仮説について"考えていると...

「ピコン!! ...ピコン!!」

「ピコン!! ピコン!!ピコン!! ピコン!!」

突然スマホの通知が止まらなくなった

2020年10月24日 0：08
「何事!? 地震!?」

スマホを開くと...

2020年10月24日 0：08
「さっきまで14回再生だったのに6倍の84回!?」
「過去の動画は公開後5時間で10回とかなのに!?」

明らかに風向きが変わった瞬間でした。

「1秒単位で再生回数が増える...!?」
「アナリティクス壊れた!?」
「これがバズというものなのか...!?」
「もしかして今回の仮説は合っていた!?」

疑問はすぐに確信に変わりました。
今まで投稿後24時間の再生回数が20回程度だった底辺YouTuberの私たちが、投稿後24時間で3000回を達成したのです。

投稿後24時間のアナリティクス
※拡大できます

そして、投稿後 30日間のアナリティクス
再生回数：43436回
登録者増加数：975名
再生時間：4083時間

この動画1本だけで、収益化を達成。
一撃で全てが変わった瞬間でした。


何より重要だったのは、運ではなく、考え抜いて実行したことが合っていた事です。


今では、再生回数10,000回の動画を10本以上達成する事ができています。月に2〜4本の投稿頻度においては、なかなか確度が高いものではないでしょうか。

この後の第１章からは、時系列順に
「何を考え、何を行って失敗・成功したか」について書き起こしました。


◆チャンネル運営をしている方で収益化できずに伸び悩んでいる方
◆これから後発組としてYouTubeに挑戦しようとしている方

にとっては、自分で1つ1つ探索するよりも、早く登録者数を伸ばす素材になりえると思いますので、是非最後まで読んでみて下さい。

※この記事では、実際のアナリティクスとセットで下記の事項について触れて参ります。

～　目次　～
第０章　１つの動画で全てが変わった瞬間
第１章　なぜYouTubeチャンネルを作ったのか
第２章　最初に犯した失敗にして、最大の失敗
第３章　バズが生まれる仕組みとは？
第４章　サムネイルは命より重い（？）
第５章　自己紹介動画への誘導に全集中
第６章　登録者100人の道のりが遠すぎる
第７章　素材を生かすも殺すも、あなた次第
第８章　バズの定義を見直して大成功
第９章　チャンネル全体の再生回数を底上げする
第10章　新の需要を掴んだ時の市場の反応
第11章　直近のアナリティクス公開