どくだみチンキ


どくだみチンキ

どこからやってきたのか、GWの頃から庭中に咲き始める「どくだみ」
独特のにおいもあり根っこが強くどんどん増えるのでやっかいもの扱いしていましたが、生薬として「チンキ」を作ってみました!

本当なら花の部分を使いたかったのですが、もう葉っぱしかなかったので、新鮮なのを摘んでホワイトリカー(35%焼酎)に漬けました。
本来は乾燥させてからの方が良いそうです。

どくだみは生薬になると「十薬」(じゅうやく)という名前になります。
その昔、馬に飲ませたら十の効果があったとのことで、この名前がついたのだそうです。
その名の通り、葉っぱ、花、根っこに至るまですべて食べられるのが驚きです!日本では、食用というよりは「薬」として使うことが多かったとのことです。

効能は、抗菌・解毒・消炎・利尿などです。
「チンキ」は蚊に刺された時に塗るとかゆみに効くのと、水虫などにもよいそうです。

肌の悩みにも使われ、ひどくかぶれたときなどにも。
どくだみ茶を飲むのもよし、乾燥させた葉を入浴剤としてつかうとつるつるになるそうですよ。

パックになっている市販のどくだみ茶をお風呂にいれるのもOK。
これなら手軽ですね。

このチンキは3か月ほど漬けておき、グリセリンを加えると化粧水にもなるというすぐれもの。
出来上がりが楽しみです♪
参考文献:家の光協会「薬の本堂のおうち漢方365日」  うかたま 2021vol.63