食パンと菓子パン

以前通っていたパン教室のレシピをめくっていくと、鉛筆のメモ書きがあります。
「食パン=食事パンのこと」
そうなると、菓子パン=菓子ということになります。

朝ごはんがケーキ、メロンパン、チョコパン、という方はできたら
「食パン」に変更していくことをオススメします。

実は、我が家もそうだったのです。手軽ですぐに食べられる甘いパンを長年朝ごはんにしていました(;'∀')
タイムマシンがあったなら、30年くらい戻って自分に助言したいほどです。

漢方を学んでいる今となれば、朝は「おかゆ」が一番よいと思います。
パンは乾燥していますので、身体も乾燥させてしまいます。

乾燥の「燥」という字は五行配当表では五臓の「肺」に分類されます。そして、「肺」は「肝」をいじめてしまう相克の関係です。
春は「肝」の季節、花粉症などの症状をひどくさせないためには「肺」のケアも必要です。

少し話がそれましたが、菓子パンなどの甘いものは花粉症やアレルギーを悪くすると言われています。
甘いものを欲したら、いもやかぼちゃ、コーンなどの自然の甘味をとるようにするとよいかもしれません。

砂糖として使うなら、植物からできている「てんさい糖」がオススメ。
「ビート糖」とも呼ばれています。
(ビートたけしさんの名前の由来はこのてんさい糖らしいですよ、
天才たけし!)

でも、菓子パンが悪者というわけではありません。「いつ食べるか」がポイントなのです!(^^)!
適しているのは「おやつ」の時間です。

おやつの語源は江戸時代の「八つ時」からきています。
14時~16時の間です。その頃、食事は1日2回だったため捕食の時間だったのですね。
その時間は、甘いものと気を降ろす苦みのコーヒーや緑茶をいただくのは理にかなっているようです。

食パンは食事に、菓子パンはおやつに♪