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労宮のツボ

ツボのご紹介!
今回は「労宮」(ろうきゅう)です。
場所は、手をグーと握ったときに、中指の先が当たる場所、
手のひらにあります

労宮のツボは、自律神経を整えたり、気持ちを安定させる効果があります。
自分も良く押すツボなのですが、口内炎ができた時にも良いと聞きお灸をすることもあります。
授業中に眠くなってきた~という時には手のひらの「労宮」を押すと目が冴えてきますよ。
万能のツボのようですので、ぜひ使ってみてください。

ツボ押しはぎゅーっと押してゆっくり離した時に気血が巡るのだそうです。
決まりはありませんが、労宮の場合はスリスリできる場所ではないので、反対の手の親指で押してみてください。

「がんばる」という手話は、両手を握って何度か上下させる動作なのをご存じでしょうか?
東日本大震災の被災地にいらした、当時の皇后陛下がバスの中から現地の方にしてくださったしぐさです。
よし、がんばるぞ、という時にこのしぐさをすると労宮のツボが刺激され元気が出ると、漢方講座の先生がおっしゃっていました。
また、誰しも一度は経験があると思いますが、発表などの前に緊張した時「手のひらに人という字を書いて飲み込む」というのをしたことがありませんか?
あれもちょうど労宮のツボなのだそうです。
実は、ツボって日常生活の中で自然に押しているものなのかも。