うるおい補給

夏の暑さや疲れなどで体の中は「うるおい」が失われてカラカラの状態です。
秋になるとさらに空気も乾燥してしまい五臓の「肺」がダメージを受けやすくなります。
そんな時には白い食材です!

秋になると出回る「梨」「ぶどう」などの果物もうるおい食材です。

漢方でいう「うるおい」不足とは・・・
「陰虚」(いんきょ)の状態です。「陰」が虚している?
「陰」ってなんでしょう?

私たちの体を構成している「気・血・水」のうち
「血」と「水」が陰液です。
「気」は陽気。

陰液のうち、色が付いているのが「血」で栄養分を運んだり精神活動の基礎を担っています。
その他の液体が「水」ということになります。
この陰液が不足してしまうのが「陰虚」といわれています。

陰液はどうやって作られるのかというと、食事なのです。
五臓にバランスよく栄養が送られることがなにより大切です。

陰虚の状態になると、
ほて
夕方になると熱っぽくなる
喉が渇く
寝汗
尿が濃い
手足と胸のあたりが熱い(五心煩熱)
などの症状が出てきます。
お布団から、手足だけを外に出したい!ということはありませんか?
これが五心煩熱(ごしんはんねつ)です。

冷たいそうめんも良いのですが、夕飯にはうるおい食材で温かいスープはいかがでしょう♪