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ホット・パンツ/泉アキ(視聴リンクあり)

60年代にはクラウンを代表するビートガールとして活躍した元気女子、フィリップスへ移籍後1971年のシングルです。アメリカのサルヴェイジというグループの日本語カバーで、作詞曲は「ビキニ・スタイルのお嬢さん」と同じコンビのペンによるものです(命名・スケベ親父コンビ)。原曲も日本盤シングルがリリースされていますのでそこそこ売れたのでしょうか。

オープニングはなんだか「嘆きのボイン」とか林家三平「BACHI BACHI(バチ・バチ) 」みたいな始まり方ですが、すぐにファンキーなリズムに切り替わります。60年代のビート歌謡では泉アキのキャラクターでもある元気っぷりがなんだか空回りしているような印象もありましたが(まぁそのアンバランスさがいいのですが)、この曲においてはその元気さがぴったりマッチしている気がします。セリフ回しもいいですね。間奏もカッコいい!なんだか一緒に「ホッパン!」って歌い出したくなる楽しさがあります(歌わないけど)。

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泉アキさんはインド系アメリカ人と日本人のハーフで、お父さんの顔も知らずに育ったということからもずいぶんご苦労されたようです。しかし60年代は歌手として活躍、70年代以降は桂菊丸師匠とご結婚されて、「独占!女の60分」などで知られるとおりTVタレントとしても活躍することになります。

ちなみにこのシングルは、B面「あなただけみつめて」もブラス・ロックのようなグルーヴ歌謡で、両面共に良曲なお得盤となっております。

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