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授業参観は録画にして保護者に配信して欲しい

 夏は子どもたちの個人懇談がある。娘の小学校は7月、息子の園は8月にあり、先日希望を出した懇談の日程が決まりつつある。

 個人懇談は、先生と直接話せるチャンスであり、わざわざ電話等をかけて話すまでもないような聞きたいことを聞けるので、割と好きだ。頭が痛くなるような話題もまだないため、「あれを聞こう」などと事前にメモまでして、ルンルンと出かけていける。

 個人懇談はいいが、私は参観日に行くのが嫌いだ。夫の仕事に都合がつけば、出来る限り夫に行ってもらうことにしている。
 なぜ嫌いなのかというと、参観日はみんな「よそいき」みたいな雰囲気になっていて、すべてが演じられているように思えてしかたない。子どもも担任教師も、保護者も少し緊張して、周りを気にしながら、その時間を演じているみたいな空気感がどうしても好きになれない。かといって、子どもたちの様子を知りたくないわけではない。どっちかというと前のめりで観たいし、知りたい。なので、担任教師にも子どもたちにも抜き打ちで授業内容を録画して、保護者に配信して欲しい。その方が素の子どもたちを観られるし、保護者にもメリットは大きいと思う。わざわざ都合をつけて仕事を休んだり(休めないで、子どもに申し訳ない気持ちになったり)予定を合わせたりなどをする必要もなくなる。今後の学校参観日がそのような形態になることを切に願う。
 そう考えると、個人懇談もわざわざ対面じゃなくてもいいような気がするが。

 ところで昨日のこと。仕事に行こうと自転車にまたがったら、まさかの自転車の故障。車輪に放射状に繋がっている細い金属の棒(スポークというらしい)が車輪から一つ外れている。走り出した途端「なんかカラカラ音がするな」と思っていたら、そんな事態に。横に置いてある「娘の自転車を借りようかなー?」などという考えも一瞬頭をよぎったが、家に戻り娘の自転車の鍵を取ってきて、さらにカバーを外してなどとやっているよりも、ダッシュで走った方が間に合うのではないか?と瞬時に考えて、走ることを選んだ。結果、何とか間に合った。あんなにダッシュしたのは久しぶり。真夏日なので、仕事前の朝だけどもう汗だく。ちなみに、自宅から職場まではとても近く、普段は自転車で4分。歩くと7分くらい、走ったら5~6分くらいだと思う。自転車で15分とかだったら絶対に無理だったと思う。
 思えば、この自転車は亡き義理の父の形見。結婚する前に亡くなられていたため、私は義理の父にお会いしたことはないが、自転車は使わせて頂いていた。20年くらい前に義理の父が購入し、父が亡くなってからはだいぶ使っていなかったため、私が使い始める前に一度大きなメンテナンスをしてもらった。それ以来修理したりしつつも大事に使わせて頂いた。しかし今回のことがあり「もういいかな」と思えたので、この自転車は廃車にして、欲しい自転車を買おうと思う。何となくお別れのような気がした。
 


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