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古今集巻第十一 恋歌一 546番

題しらず

よみ人しらず

いつとても恋しからずはあらねども秋のゆふべはあやしかりけり


題しらず
よみ人しらず
いつの時でも恋しくないということはないけれども、秋の夕べはそんなどころではない

「あやし」は、異常だ、並々ならないという意味です。
この歌は万葉集巻11-2373「いつはしも恋ひぬ時とはあらねども夕かたまけて恋はすべなし」をふまえているそうです。

#古今集 , #恋歌一 , #秋の夕べ , #万葉集

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