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古今集巻第十一 恋歌一 498番

題しらず

よみ人しらず

わがそのの梅のほつえに鶯の音になきぬべきこひもするかな


題しらず
よみ人しらず
わたしの庭の梅の上の枝で鳴くうぐいすのように、声に出して泣いてしまうような恋もしてしまうものだ

「ほつえ」は上枝のこと、下枝なら「しづえ」です。

#古今集 , #恋歌一 , #梅 , #ほつえ

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ちのみゆき
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