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古今集巻第十一 恋歌一 512番

題しらず

よみ人しらず

たねしあれば岩にも松はおひにけり恋をしこひばあはざらめやは


題しらず
よみ人しらず
種さえあれば岩にも松は生えるものだ、だから恋の種を心に持って恋すれば逢えないことはないだろう

元になるものがあれば、それは成就すると言うことのようです。
「恋をし恋ば」です。1つ目の恋は名詞、2つ目は動詞の未然形です。上二段活用(ひ/ひ/ふ/ふる/ふれ/ふよ)。

#古今集 , #恋歌一 , #種 , #岩松

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