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古今集 巻第六 冬歌 319番

題しらず

よみ人しらず

ふる雪はかつぞ消ぬらしあしひきの山のたぎつ瀬おとまさるなり

題しらず
よみ人しらず
降る雪はまたすぐ消えているのだろう、美しく裾を引くこの山のたぎっている川も瀬音がますます高まっている

 川に降った雪はすぐにとけて流れに加わって量が増えるので瀬音が激しくなるなあと、音で雪のとける様子や川の流れを想像しているようです。

#古今集 , #冬 , #降る雪 , #あしひき

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