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古今集巻第十四 恋歌四 739番

題しらず

よみ人しらず

まてといはばねてもゆかなむしひて行くこまの足折れまへのたなはし

題知らず
詠み人知らず
待って下さい言ったなら、もう少しゆっくり寝ていってくださいね、強いて無理にお帰りなら、馬の足を折ってしまえ、門の棚橋よ

「待てと言はば寝てもいかなむ強ひて行く駒の足折れ前の棚橋」

そんなに慌てて帰らなくても、ゆっくり一緒にいて下さい、え?帰る?それってどういうことですか、ちぇ、門のところの渡り橋で馬の足が折れたらいいのに、という歌です。
これだから女は怖い、ヒステリックだと思わないでください。たまにしか通ってくれなくても、逢った時ぐらいは優しくしてくれていたら、女性だってこんなに怒らないと思います。

#古今集 , #恋歌四 , #駒 , #棚橋

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