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古今集巻第十一 恋歌一 534番

題しらず

よみ人しらず

人しれぬ思ひをつねにするがなるふじの山こそわが身なりけれ



題しらず
よみ人しらず
人に知られない思いの火を常に燃やしている駿河の不二の山は、まさにわたしそのものだ

古今集の詠まれた平安時代は富士山は常に煙が出ていたり噴火したりしていたそうです。「思ひ」と「火」、思いをつねに「する」と「駿河」が掛詞です。

#古今集 , #恋歌一 , #駿河 , #富士山 , #不二の山

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