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古今集巻第十三 恋歌三 626番

題しらず

在原元方

逢ふことのなぎさにしよる波なれば怨みてのみぞ立ち帰りける

題知らず
在原元方
逢うということは渚に寄る波のようなものだ、寄せても返すだけで逢うことが出来ないので、波は浦を見るだけで戻るように、わたしは怨みに思って立ち帰るばかりだ

渚は女、波は男です。だいぶ怒っています。

#古今集 , #恋歌三 , #渚 , #波 , #在原元方

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