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古今集 巻一 春歌上 15番

寛平御時きさいの宮の歌合の歌

在原棟梁

春たてど花もにほはぬ山ざとはものうかる音に鶯ぞなく

寛平御時の后宮の歌合の歌
在原棟梁
立春になったけど花は咲いてなく香ってない山里では
鶯ももの憂い声で鳴いている

ものうかる音 : 形容詞「ものうし」の連体形ものうかる+音(ね)


在原棟梁(ありわらのむねはり)、大工さんではありません。
平安時代、800年代後半の人。平城天皇の末裔、在原業平の長男。
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