古今集巻第十二 恋歌二 612番 8 ちのみゆき 2023年6月12日 10:17 題しらずみつね我のみぞかなしかりける彦星もあはですぐせる年しなければ題知らず凡河内躬恒わたしだけが悲しい立場だ、彦星でさえも逢わずに過ごす年はないのだから彦星でも年に一度は織姫に逢えるのに、わたしは一度もあの人に逢えることはないのか、と詠っています。「すぐせる年」は動詞「すぐす(過ぐす)」の已然形「すぐせ」+継続の助動詞「り」の連体形「る」+年、で過ごしている年の意味。 #古今集 , #恋歌二 , #凡河内躬恒 , #彦星 ダウンロード copy #古今集 #彦星 #凡河内躬恒 #恋歌二 8 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 サポート