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古今集巻第十 物名 431番

をがたまの木

とものり

みよしののよしのの滝にうかびいづるあわをかたまのきゆと見ゆらむ


小賀玉木
紀友則
美しい吉野の山の吉野の滝に浮かび出る泡は、玉が消えたものがそう見えたのだろうか

「泡『をか玉の消』ゆと」に「をがたまの木」が詠み込まれています。「おがたま」は魂を招く意味で「招く魂(おくたま)」から来た名前、木蓮の一種だそうです。

#古今集 , #小賀玉木 , #吉野の滝 , #紀友則

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