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古今集 巻第六 冬歌 315番

冬の歌とてよめる

源宗于朝臣

山里は冬ぞさびしさまさりける人めも草もかれぬとおもへば

冬の歌ということで詠んだ歌
源宗于朝臣
山里は冬にこそいっそう寂しさがまさってくる、人の訪れも野の草も枯れてしまうと思うので

 山里の冬は、誰も訪れてこない、野山の木も草も枯れ果てて、ひっそりと静まり返って、寂しさが深く感じられるという歌です。
 源宗于は、みなもとのむねゆき。百人一首にも取られている歌です。

#古今集 , #冬 , #源宗于 , #山里

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