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古今集 巻ニ 春歌下 77番

雲林院にて桜の花をよめる

そうく法師

いざ桜我もちりなむひとさかりありなば人にうきめ見えなむ

雲林院で桜の花を詠んだ歌
承均法師
さあ桜よ私も散ってしまおう、一時の華やかな時があったなら、人には老いて悲しい時もあるだろうから

 少し悲しい歌です。承均法師については、あまり良くわからないようですが、元はお公家さんなのでしょう。よかった時期もあったが、これからはわからない、なので静かに暮らしていこう、ということだと思います。

#古今集, #春, #桜の花, #承均法師, #雲林院

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