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古今集 巻四 秋歌上 244番

寛平御時きさいの宮の歌合のうた

素性法師

我のみやあはれと思はむきりぎりすなくゆふかげのやまとなでしこ

寛平の御時の后の宮の歌合の歌
素性法師
わたしだけは良いなと思いたい、こおろぎが鳴く夕日に咲く大和撫子を

 「きりぎりす」は今のコオロギのこと、「大和なでしこ」は今のカワラナデシコのことだそうです。

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