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古今集巻第十二 恋歌二 577番

題しらず

大江千里

ねになきてひぢにしかども春さめにぬれにし袖ととはばこたへむ


題知らず
大江千里
声に出して泣いて湿らしてしまったとしても、春雨で濡れた袖だと聞かれたなら答えよう

漢字をいれると「音に泣きて漬ぢ に しか ども春雨に濡れ に し袖と問わば答へむ」です。
大江は学者の家柄で漢籍や和歌によく通じているようです。調べると、もとは大枝と書いていたそうです。

#古今集 , #恋歌二 , #大江千里 , #春雨 , #袖

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ちのみゆき
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