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古今集巻第十二 恋歌二 555番

題しらず

素性法師

秋風の身にさむければつれもなき人をぞたのむ暮るる夜ごとに


題しらず
素性法師
秋風が身に染みて寒いので、つれないあの人でもあてにして待っている、毎日暮れる夜ごとに

素性法師が女性の立場で詠んだ歌です。男性に送る歌を代わりに作ってほしいと頼まれたのか、女性とはこんな気持ちで寂しく待っているんだよと歌会で披露したのかは、分かりません。

#古今集 , #恋歌二 , #素性法師 , #秋風

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