フリーターの気付き 8月号

こんにちは、延滞料金(chinochimu, LIL GAL X, YenTime, ツイッター, 本当に美味いペンギン, 懐.core)です。

毎日文字が浮かんでくる訳では無いので、なんとか月イチで保っている。と言っても基本「あ、書こ」と思った時に一気に書いているので、毎月文字が書きたくなる衝動が来るのに任せているとも言える。毎日文章をインターネットにあげてる人凄過ぎるだろ……。

不定職者の気付き 7月号の最後ら辺に書いた通り、バイトに受かったので今月から夜勤で働いている(偉過ぎる)。
つーか働かないと本当に貯金がゼロになって〇ぬから渋々働いている。とても成人した男の思考とは思えない。

肝心のバイトは意外にも順調で、まだ働き始めて一週間しか経っていないが、全く辛さを感じない。
それに、チェーン店はやる事全てにマニュアルがあり、それに従うだけなのでとても楽。客が来たら「っしゃっせー……(射精ｗｗｗｗｗ)」と言ったり、レジでﾋﾟﾋﾟｯとするだけで、ゲーム感覚で金が貰えるのが本当に有難い。社会人って自分の頭で考えて行動しなければ評価されないのに対して、アルバイトは何も考えずに指示に従うだけで良い……もう上司から殴られたり蹴られたり罵声を浴びせられる事が無いと思うと本当に嬉しい……。
前にも書いたかもしれないが、「責任」という言葉が嫌いで、常にのほほんと暮らしていたいのだ。

今までは気付かなかったが、多分自分は飲食とか接客の仕事が向いているんだと思う。高校生の時も飲食チェーンで3年アルバイトしてたし……。人と話すのは大嫌いなのに、客と店員という立場があれば割とスラスラなんでも言えてしまう自分が怖いぜ。

おれは無職時代に「このままのんびり暮らして40歳ぐらいで孤独死できたら本当に最高」だと思っていたが、働き始めてからもその考えは全く変わらず、このまま40までフリーターで生きていきたい。でも多分どこかで人生に真剣モードに入って、27歳ぐらいで正社員を目指して就活してまたすぐ辞めると思う。分かってンだよ。

色んな人から「フリーターで大丈夫なの？」等の心配をされるが、逆に皆は大丈夫なのか？と聞き返したくなる。定年まで勤め上げてそこから先は人生の消化試合。思うように動かなくなった身体で有り余る金と時間を貪り尽くすだけの毎日に、おれは耐えられない。身体が動くうちにたっぷり時間を浪費するのが一番背徳感があって楽しいのに勿体無い。勿体ねぇぞ！！！！結局老後はニートなんだから、老前(ろうまえ)にニートを楽しんでおかなくちゃ！！

あまりこういう自虐は好きではないんだけど、冷静に考えたらおれっていわゆる弱者男性だと思う。またはその予備軍。金が無くてブサイクでメンヘラで頭も悪いし、女性経験も少ない。人よりちょっとできるのが麻雀とかいう生きていく上で何の役にも立たない石ころ並べ。相対評価だと確実に弱者側に居ると思うんですけど、絶対評価で今が楽しければ大丈夫だぜ。

「生きていく上で何の役にも立たない」と書いて思い出したが、高校生だった時に毎日一緒に下校してた格闘技を齧っている奴が居て、そいつはバスケ部の事を心底バカにしていた。「おれは殺人鬼が現れても最悪抵抗できる手段を持っているのに、バスケ部の奴はスリーポイントでも打つのか？笑」みたいな事を言っていて、当時は爆笑した。おれは殺人鬼が現れても石ころを並べる事しかできない……。当然卒業以来そいつとは連絡をとっていないが、MARCHに進学していたハズなので元気にやっているだろう。

人より感情の閾値が異常に低いのか？と思う時がある。インターネットさえあれば幸せだし、少しでも嫌な事があるとすぐに投げ出してしまう。そのくせに謎に楽観的だし、一体コイツはなんなんだ。

　　　　　　　　　～( ,,廿_廿,,)～

夜勤→早朝のバイトで高校生の子と時間帯が被り、挨拶をした。高校時代のバイト先に居た20代のフリーターの人に抱いていた感情を、あの子も抱いているのだろうか……。「自分バカ高なんで将来どうなってるか分かんないっスよ～」と言っていた。おれを傷付けないように謙遜して言ったのか、それとも本気でそう言っているのかは分からないが、少なくともおれが高校生の時はそんな事言ってなかったと思う。現代の子供って妙に冷めててキモいな。

久々にANARCHYの『Fate』を聴いた。昔聴いた時は「日本にもゲトーはあるんだ！！」と衝撃を受けた事を覚えている。大人になってみて、本当にゲトーはあったし、Fateの歌詞より酷い生活を送っている奴を何人も知っている。
改めて聴いてみてもやっぱり良い曲だと思う。今の最悪な環境から抜け出す為に運命に逆らう。HIPHOPって「イケてる」とか「クール」とか言うけど、そういう物じゃなく、悲しさとか覚悟とかそういう物が混ざりあって、言葉に出してしまったら消えてしまいそうな感情が湧いてくる。そういう曲。

最近K-POPを聴き始めた。今まで全く聴いた事が無かったし、おれの中のK-POPは少女時代で止まっている。聴いて思ったのは、これってK-POPっていうジャンルで一括りにするのはなんか違和感があるよな～。恐らく現地の韓国だと詳しくジャンルが分けられているのだろうが、日本だと全部一括りにされてしまうのが寂しい。
あと歌詞が何言ってるのか分からないのがとても好み。声を音として認識して、バックのサウンドと一体化して聴けるのが嬉しい。自分で音楽を初めて聴き方が変わったのが一番の影響だろう。韓国のプロデューサー凄過ぎる。使う音が新しくてかなり面白い。
そう考えると日本の音楽ってかなり独特に進化してるな…と思う。日本でもロックの時代が終わってヒップホップがメインストリームになる時代もそう遠くないと思っているが、その頃にはアメリカでは全然別のジャンルが流行ってたらどうしよう……。

だらだら書きましたが、まぁ頑張ります。お疲れした。(飽きた)