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チノアソビ大全

Podcast「チノアソビ」では語れなかったことをつらつらと。リベラル・アーツを中心に置くことを意識しつつも、政治・経済・その他時事ニュースも交えながら林田(専門:総務省地域力創…
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#出産

だから、産まなかった。:金原ひとみ寄稿篇

作家・金原ひとみさんの朝日新聞WEB版への寄稿が話題になっている。 24歳で妊娠・出産し、2か月で執筆に復帰したものの、パートナーがさっぱり家事育児に向き合わず、ワンオペで2人のお子さんを育てた経緯が書かれており、経験者の多くの共感を呼んでいる。 また、「ワンオペ育児」という単語の出現によって「この苦しさがひとりふたりの偶発的な現象ではなく、社会問題なのだ」という認識に変わったことそのものはよかったことだという視点から、そこに具体を添えたい、という意図を感じる内容だ。 作家

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出生率を上げるために、「新シンママ」制度を考えてみた:とある県議の発言から篇

おはようございます。 こんにちは。 こんばんわ。 めんどくさいので、次回から母校のフレーズ「ごきげんよう」に統一させていただきます<(_ _)> 先週のサザエさん的トピックスさて。 先週末、Twitter界隈で盛り上がっていたのが ●武藤敬司の引退(泣けた) ●LGBT理解増進法(いま論点を洗い出して整理すべく、ご意見をお持ちの方々に「ランチしよー」とちょっかい出してますのでもうしばらくお待ちください) そして、 この三重県議さんの ●「少子化の原因は恋愛力の低下である」

誰がために「少子化対策」の鐘は鳴る-出産事情-篇

1. 異次元の少子化対策 重いテーマをかる〜くお届けする「チノアソビ大全」。映えある本編最初のテーマは少子化対策です。今を遡ることおよそ1か月前のことじゃった。2023年1月4日、念頭の首相記者会見において岸田総理が 「異次元の少子化対策」 というワードを打ち上げた。これまでとは全く次元(考え方)の異なる少子化対策、という、この何の具体性もないワードは、それまで日銀が行ってきた「異次元の金融緩和」という実績に聞き手の脳内で勝手に結び付けられ、良くも悪くもインパクトを創出