マガジンのカバー画像

チノアソビ大全

Podcast「チノアソビ」では語れなかったことをつらつらと。リベラル・アーツを中心に置くことを意識しつつも、政治・経済・その他時事ニュースも交えながら林田(専門:総務省地域力創…
¥550 / 月
運営しているクリエイター

2024年2月の記事一覧

日本遺産ガイドセミナー:壱岐出張篇

おこんばんは。連休初日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 「お、ついに後藤がスケジュールを守れなかったぞ」 と林田がワクワクしている様子が目に浮かびますが、〆切は守ります、後藤です。 ということで、先週の宣言通り、壱岐出張篇を勝手にはじめたいと思います。 (先に申し上げておきますが、SNSで旅先の様子はほとんどUPしてしまっているので、本記事に壱岐のコンテンツそのものはほぼ出てきません…たぶんそれ入れたらめっちゃ長くなるので…すみません) 壱岐とはどこにあるのか壱岐は長崎

異教徒たちのハラスメント 篇

「歴史は繰り返す」 というが、なんとなく21世紀がその前の100年、つまり20世紀をナゾっているような感覚に陥ることがある。この感覚を共有してもらうためには、20世紀がどんな時代だったかを、ぼくなりに定義しておかねば不親切と言われかねない。  大まかに捉えていくと、1900年代は、19世紀中盤に始まった産業革命が一巡。2周目に入り工業が高度化していく時代である。ヘンリー・フォードがフォードモーターを設立し、ライト兄弟が人類初のフライトに成功する。  10年代は、第一次世

届かなかったラブレター:倒産篇

今週は、お知らせがあります。 チノアソビ大全が、まる1年を迎えました✨ 毎週フリーに何かを書き続けるというのは意外とこういうことでもないとやらないもので、基本的に、取材先や広告など、 「発信したい何か」 がある方々、事物を対象とし、言語化のお手伝いとしてのライティング業務を常としておりますので、 「発信したい何か」 を己自身に求めるという脳筋を鍛えていただく1年でした。 お付き合いくださっている皆様に、改めまして感謝申し上げます! ということで、なぜかここのところ毎週出

ロマン主義的経営の誤謬 篇

1. 中小企業経営者に必要な経営力 見出しタイトルを「中小企業経営者に必要な経営力」と書いたところまでは良いが、正直、何から書けば良いものか迷っている。迷って迷って迷いあぐねた末に、また締切を過ぎて遅れてもいいや、という気持ちにさえなった。だって、今日は祝日だから(2024年2/12日は建国記念日)。  なぜ、こんなことを書こうと思ったかというと、2023年末になって、にわかに旧知の経営者の友人Aくんから、 「林田さん、、、実は、会社が危ないんです」 という相談を受けた

2年目突入!:合同会社チノアソビ篇

こんばんわ。皆さまいかがお過ごしでしょうか? なんか1月が風のように過ぎ去っていき、このまま2月もあっという間に終わってしまうやうな気がする今日この頃。 後藤はつい先ほどまで、福岡PayPayドームにいました。 そう、明日は全国から35,000人が博多に押し寄せるというビッグイベント「華大どんたく」でございます。 さきほど、どたばたしている華大のお二人を捕まえて、インタビューして原稿を即納しました。 ☟よかったら読んでちょ 明日は朝からももち周辺が大混雑です!夜は天神も中

マインドセット 篇

 孔子はこう言った、ということを弟子たちは論語にまとめた。 「子曰く(し、いわく)、、、」 の後に続くのは、すべて孔子の言葉である。「曰く(いわく)」は、動詞「言う」が体言化してできたものである。  だが、儒学がノモス(規範)化し、形骸化していく中で「いわくつき」という言葉が生まれた。「曰く」がなければ分からないこと、つまり、「実は、、、」と内情を打ち明けられない限り、外から見ていても実態が把握できない時に使用される。 「なんで、そんな大事なことを仰っていただけなかっ

ワーケーションをやってみた:苓北町篇

福岡は学級閉鎖の嵐で、お父さん、お母さんの阿鼻叫喚があちこちで聞かれる日々なのですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか? インフル、溶連菌、アデノウイルス、コロナと次から次に…。 もう使うことはないだらうと思っていたマスクが、予防と防寒で大活躍しております。 というなか、今週のできごとを振り返りたいと思います。 月曜・火曜で、天草諸島最西端にある「苓北町(れいほくまち)」に行ってきました。 天草諸島は上天草市、天草市、苓北町の3行政区からなっていまして(正確には鹿児島県