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鎮の床屋でモテ男カットに挑戦してみる。


 中国在住の苦労の一つとして、床屋で自分の理想の髪型にカットできないという苦労があります。
 私は16年間中国で生活をしていますが、過去に上手いと聞いた床屋に行ってみたり、高級で腕が良いと言われる床屋に行ってみたりして色々と試行錯誤した結果、面倒クセェからもう髪型は無難な形になればどうでも良いわ、という感じで大分昔に諦めの境地に達しており、最近は多少奇妙な髪型に仕上がっていても「ハオ!」と笑顔で床屋の店員に笑いかけれるくらいのメンタルになっています。

 というわけで、今回は鎮クラシックな床屋でモテ男カットに挑戦してみました。

 場所は私の住む鎮の老城区と呼ばれる旧市街にある床屋です。この床屋はどうやって選んだかというと、何も考えずに電動自転車でファーっと通る際に床屋があったので、じゃ、ここにしよ、みたいな感じでテキトウに決めました。風まかせ ぶらり途中下車的な感じで床屋に行きました。


こちらが今回のモテ男カットを依頼する床屋。

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入り口の扉がありません。
路地を曲がったら床屋に迷い込んでいました、みたいな風情があってとても良いと思います。

 床屋の親父さんに料金を聞いたところ、「カットだけなら10元!(約160円)」と威勢よく答えてくれました。兰州拉面と並ぶ位の価格設定で、日本の1000円カット革命を遥かに凌駕した160円カットで、床屋革命の第2波が来たと思いました。


店内はこんな感じ。

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突然、昭和にタイムトラベルしたかのような空気感です。
奥に仏壇があったり、整理整頓があまり徹底される気配が無いというところが好感が持てます。


今回こちらの床屋のオヤジさんに頼んだのは下の髪型です。

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私もオッサンですが、できるならモテたいと思っていますので。

オヤジさんはチラッと画像見ただけで「没问题!」と即答でした。
とても頼もしいです。
この道ウン十年のベトラン床屋だから、ちょっと見ただけでカット出来ちゃうんだと思う。


頼もしいオヤジさんにカットをお願いしました。



カット後に写真を撮ってみました。
鏡の前にはオヤジさんの年季の入った道具達が乱雑に置かれていました。

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これで私もモテ男に変身です。





カット後

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やっぱり鎮カットになってた。


おわり

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