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ぐれーと・ら・猫の、るーさん

初めまして、こんにちは。ワタクシ、るーさんの乳母でございます。

るーさんが我が家にやってきたのは、2019年10月27日。もうすぐ、うちの子記念日2年目に入るところ。

そんな、るーさんと乳母の日常を綴ってまいります。

るーさんは、それはもう類を見ないほどの人好きで天真爛漫な良い子ちゃんです。ですが、この子の過去は薄幸の美少女そのものでした。

過酷なお外の暮らしで酷い猫風邪を引き(猫好きさんならご存知でしょうが、猫さんの風邪は命に関わります)両目とも癒着寸前で真っ赤っか。

保健所に保護されます。一緒に保護された、そっくりのお兄ちゃんと共に、猫ボランティアさんに保護されましたが……

お兄ちゃんは、虹の橋を渡って行ってしまいました。

るーさんは、命の危機を何度も乗り越えて、元気に育ったのです。その背景には、猫ボランティアさんの心を込めた努力と根気と愛情がありました。

乳母が、るーさんを知ったのは、とある縁でお友達になった猫ボランティアさんのインスタからでした。

初めて見たるーさんに、

おめめのとこ、かわいそうだな。

などと、思ってしまったものです。癒着を免れたとは言え、るーさんの左目には多少の奇形が残り、涙が出やすい状態です。

更には、ベテランの猫ボランティアさんすら驚愕の大きなでべそちゃんでした。

でも、そんなハンデもかわいそうな過去も感じさせないほど、るーさんは元気な良い子!

毎日、保護主さんのお膝でごはんを食べて、ふがふがふが鼻息荒く遊び、お気に入りをトイレに連れ込んで出禁にされ(笑)大騒ぎ!

かわいいなぁ

静かに見守っていたのですが、次第に、るーさんと暮らしたい気持ちが膨らみます。そこに大きな葛藤がありました。

るーさんは、的確なケアが必要な子です。体も弱く、過去に似た経験のある猫さん暮らしのベテランさんが一緒に暮らすのが一番だと、そう感じていました。

だから、良い家族が見つかると良いな、と思いながら見守っていたのですけど。

ある日のポストで、『降りる時は慎重派』と題された動画を見た瞬間に、

この子と暮らしたーい‼️🤣

と、なってしまったんですねー、はい。それはもう、もったもたもったもた、おそるおそる降りてる様子が、必死の顔つきが、

可愛すぎるんじゃこのやろぉおおおおお‼️

って、なってしまいまして。いやもう、すぐ問い合わせしよ、とお見合い大作戦を申し込んで今日に至る訳です。

今はもう、るーさんのおめめがかわいそうとは思っていません。むしろ、懸命に生きた勲章です。

よくぞ生き残り、出会ってくれたものです。私の人生は、るーさんと出会わなければ、全く別物でした。

今は、ハッピーで灰色の人生(良い意味のね!)を歩んでいます❣️

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