だめな数学~中学3年間の数学に一瞬で見切りをつけるための21講~
中川学先生の新刊が明日、6月18日に発売されます。タイトルは『だめな数学~中学3年間の数学に一瞬で見切りをつけるための21講~』と、若い頃に教師でもあった中川先生らしい、何やら教育漫画の装いですが……一筋縄で行くはずも無し。
コチラがカバーです。
もう、作品紹介欄とか、売る気がないというか、メチャクチャですね。さいとう・たかを先生が設立した、リイド社のWeb部門のトーチコミックスなのですが。まぁ、読者も中川先生を知ったうえで購入する人が多いでしょうから、こういうのは有りなんでしょう。というか、中川先生の作風自体が、ダメな人間がダメなままでいいという、ある種の救いというか癒しになる面がありますから。この内容に、また絵柄が合っていますしね。
実は中川先生、カメントツ・赤信号わたる・八重垣十束先生らと、MANZEMI講座の同期生なんですよね。この期は他にも、アニメーターになった人や編集者になった人、アニメのプロデューサーになった人など、才能は偏って集まると、つくづく思ったものです。ちなみに、赤信号わたる先生並みの画力と中川先生並みの発想力を持っていた受講生は、割と安定した企業に就職して、プロの漫画家にはなりませんでした。それも人それぞれ。
中川先生は、ちょっとした運を掴むと、あれよあれよと作家の道を駆け上がり、作品がNHKでミニドラマ化され。鍋島雅治先生が指摘された、運は人柄が運んでくる、との言葉を思い出します。行間からにじみ出る、作家性を堪能していただければ幸いです。
以下は諸々、個人的なお知らせです。読み飛ばしていただいても構いません。
筆者の小説(電子書籍版)でございます。お買い上げいただければうれしゅうございます。
文章読本……っぽいものです。POD版もあります。
筆者がカバーデザイン(装幀)を担当した、叶精作先生の画集です。POD版もあります。
投げ銭も、お気に入りましたらどうぞ。
サポート、よろしくお願いいたします。読者からの直接支援は、創作の励みになります。