見出し画像

「自分が自分のファンにならなくちゃ」勇気をくれた友達のひとこと。

数年前、私は仕事がうまくいかず、落ち込んでいたんですよね。

誰の役にも立っていない気がする。
頑張っているのに、足手まといになっている。
自分の得意なことを生かしきれていない気がする。

何をしても空回りするばかりで、自己肯定感のかけらも見当たらなくて。何も言われなくても、周囲の評価が突き刺さるようにわかり、自信をなくしていました。

あるときふとした拍子に、中学からの仲のいい友達に相談してみました。「何をしてもダメなんだ」と。すると彼女は明るい声でこう返してくれたんです。


「頑張っているのをいちばん知っているのは自分じゃない?
自分が自分のいちばんのファンにならなくちゃ


・・ええ、そんな考え方があったんだ。

自分が自分のファンになって、いいの?私も自分を好きでいていいの?

仲のいい彼女が「自分で自分のファンになっている」事実に、なんだか励まされる思いでした。自分を好きでいることを承認してもらったような気がして、心の底から小さなパワーが芽生えてくるような気持ちを覚えました。

まだまだ結果には結びついていないけれど、私はとても頑張っている。それはまぎれもない、事実なんだ。その事実を私が認めてやらなくて、いったい、他の誰が認めてくれるんだろう?
目が覚めるような気持ちがしたのを覚えています。


それからというもの、私は結果がどうなるのであれ、自分が頑張ったことは自分がいちばん認めてあげようと決めています。

頑張っていてすごい。よくやった。
あんなに不安だったのに、よく書けた!

私がnoteを書いたら、自分でいちばん先にスキ♡ボタンを押すのも、それが理由です。読み手がどういう感想をもつかわからないけれど、自分が頑張って書いた事実は変わりない。その頑張りが、私はとっても「スキ」だぞ!そんな気持ちです(笑)


あの日の彼女の一言のおかげで、私は気持ちを立て直すことができました。すると自分に合った場所を、みずから選ぶ勇気を持つことができるようにもなりました。今の私は、自分を好きになってくれる人に囲まれていたほうが、実力以上のものを発揮できる気がしています。

自分の人生をつくるのは言葉かもしれない。

湧き上がる感情はさまざまですが、何を言葉として外に出していくか、それは自分の選択にゆだねられていますよね。
私も誰かが前向きになるような言葉を書きたいと思うのです。

小森谷 友美
noteで書ききれない話はTwitterで

4歳息子の言葉にハッとしたお話はこちら


サポートしてくださった方へのおまけコンテンツ(中華レシピ)を現在製作中です。随時お送りします!