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静馬の日記 文久三年如月十三から如月二十五
文久四年如月十三
また、そろいの羽織を着た一団が来た
前回来た人たちとは違う人達だ
三番隊と言うらしい
やはり、若い人が多い、
前回の人達は一番隊と言うらしいが、
今回の人達の方が気さくに話しかけてくる
新選組と言うのは大きな組のようだ
剣術もいろいろなところの師範代の人が組長をしているらしい
剣術だけでなく、柔術や、槍術でも隊長になれると
隊士にも、町人や、相撲取り、博徒などもいるとのこと
また、剣術が弱くても監察方や、勘定方など働き口もあるらしい
やはり、給金は10両もらえるようだ
今の丁稚でもらえる10文のお小遣いよりはなんぼも良い
入隊時に5両はもらえるので、丁稚をやめることも出来そうだ
これは、参加した方が良いかもしれない
次に、来た時にお願いしてみよう
文久四年如月二十
なんや、改元があった
文久から元治になった
文久四年(元治元年)如月二十五
新選組の三番隊の人達が来た
組長と呼ばれる人は斎藤さまと言う
新選組に参加したいと言うと、
壬生の屯所、八木邸へ行き入隊希望を告げると、
簡単な試験があって、合格すれば入隊だそうだ
お店(たな)にお暇をもらって、来月にでも行こう
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