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管理者の持つべき技術                                    聞く気がない人に聞かせる技術

部下や上司が話を聞いてくれない場合、 
仕事上で非常に困ります。 
その時に役に立つ技術の一部を記事にしたいと思います。 

部下が話を聞いてもらえない場合の多くは余裕がないので、
緊急の事項でない場合は、付箋メモに書いて渡すか
メールを送り、休息しているときに声かけをします。

メモもメールも基本は同じで、明記する内容については
何時までに回答が欲しい。
要点をまとめる、出来れば選択するような要点にする。
疑問点があればそれも明記する。
まぁ、テンプレを作っておくと楽ですね。

緊急性があったり、アイデアを出してほしい場合などは
話す時間を決めておく。
緊急連絡の場合、
対処する内容をまとめておく。
社外秘などの公開範囲も伝える。
アイデアを出してほしい場合、
具体的な目標や何の為かを明確に伝える。
自分のアイデアと被らない様に自分のアイデアはリスト化しておく。

上司が話を聞いてくれない場合、
ほとんどが聞く技術を持っていないので、
とりあえず、ほめて先に話させ、相槌をうちながら、
3分間だけ時間を下さいと、短い時間で割り込むようにします。
態度は堂々と自信をもって、笑顔で、そしてハキハキとした声で話します。
内容的には結論から話し、聞かれても良いように、
結論に至る根拠も用意して、否定された場合の代替え案も用意し、
将来性も加味し、決定しないといけない理由、
当然そこにはリスクとリターンも用意し、
出来るだけ上司が決定するように、落としどころに誘導する。

この辺は顧客と話すのと似ていますね。
ただ、顧客との会話では失敗は許されませんが、
上司の場合は再戦が可能です。
最初の失敗を糧にして、再度、挑戦しましょう。
何度でも、繰り返し、粘り強く、上司が折れるまで続けます。

そのためには、自分側のリソースに余裕を持たせ、
日々の業務もそつなくこなし、休日にはしっかり休みます。

コミュニケーションスキルは実践あるのみ。
すればするほど、ネゴセーションスキルも身に付きます。

課長以上の管理者になったら、自分の将来が見えてきます。
さらなる役職の梯子を上がるべく、頑張りましょうね。

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参考記事:
タスク管理(3)あるいは「流氓の小さな夢」 

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