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タスク管理(1)

うめこさんとコメント欄での会話で、タスク管理の話が出たので、
自分の知っているタスク管理について記事にします。 

スケジュール管理とタスク管理の違いは何処にありますでしょうか? 

スケジュール管理は、時間軸に対する管理で、
タスク管理は仕事のブロック単位の管理になります。 

簡単に仕事のブロックと言いますが、なかなか奥が深く、
仕事をどのようなブロックで分けるのかが、管理者に問われます。 

出来るだけ仕事のブロックは「細かい方が良い」とよく言われますが、
実際に仕事でタスク管理をしていた自分からすると、
あまりタスクは小分けにせず、仕事の重要度で分ける方が良いと思います。 

この仕事は、来年の受注に関する足掛かりになるのならば、
重要で、優先度は一番になります。 

同様に、この仕事は目の前の利益につながる仕事ならば、
重要で、優先度は二番になります。 

このように、仕事を、その時々の重要度と優先度で分けて、
達成すべき目標を明確にして、タスクを組み上げます。 
同じような目標が違うタスクで発生したりするので、
タスクを横断したタスクを考えた方が効率が良い場合も多く、
あまり小分けにしない、した場合はタスク間の連携を必ず考えるのが基本です。 

当然、重いタスクが先に来ますので、
マンパワーの割り振り振りも優先的に出来る人に割り振ります。 
メールの対応など、
ある意味どうでもいいような仕事にタスクは振り分けないでください。 

品質管理などで、クレーム処理や不具合削減などが、
企業の目標になっているならば、重要ですが、
利益以上に重要なタスクは基本企業にはありません。 
自然と利益を出せる仕事のやり方が、タスク管理になります。 

仕事の内容とタスク割、マンパワーの配分が決まりましたら、
タスクの完了値を明確に知らしめます。 
そこまで来たら、次のタスクに引き継ぐためです。 
スケジュール管理と違い、何時が目標になることは少ないですが、
概略の時間は決めておく必要はあります。 
その仕事を経験していれば、どれぐらいで出来るかがわかるはずです。 
そこまでに出来そうにない場合の
バックアップタスクも考えておいた方が良い場合もありますが、
難しいタスクになることはそれほど多くはないと思います。 

ある意味、管理者は経験も大事ですね。 

まぁ、工場運営と、営業とでは異なると思いますが、
基本的な考え方は一緒です。 

受注を増やす営業活動も、新規開拓も、生産管理も、
新規事業立ち上げも、タスクに分けて管理をしましょう。 

管理者が持つべき技術、タスク管理。

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