【BCF2024】一般プレイヤーの全通【WS】【準備】
BCF2024おつかれさまでした
前々からいくつか地区遠征は経験してきたのですが、1シーズンで全地区全通というものは経験が無かった為、初の試みとしてチャレンジしてみました
有名コテでもWSチームでもなんでもない一般人が全通するにあたって準備したこと、やってみた感想などを備忘録としてここに記します
地区遠征って興味あるけど実際どうなの？といった方の参考になれば幸いです
1つの記事に纏める予定でしたが、けっこう長くなってしまったので「準備」「メシ」「お土産」の全3部構成としました
まずは「準備」から
よければ見ていってください
目的
全国各地の美味いものを頂く
私は趣味という趣味はカードゲームくらいしかなく、あとは美味いものを食べて酒をかっ食らうのを楽しみとしている一般男性です
WSで結果を残したいのはもちろんですが、地区遠征というのはそれと同等に美味いメシを見つけるのも楽しみの一つ
各地の美味いもので優勝していくことを一つの目標と定めました
お土産のtier分析を進める
私は愛知のプレイヤーで、地区遠征といえば近場の大阪、金沢、東京くらいという時期が長く、それより遠方に行きだしたのはここ6、7年の話です
近場の地区というのは遠方地区と比較するとお土産がパッとしないという弱点があり、遠方に行きだしてからはお土産のレベルの高さに圧倒されていました
一人で少しずつ解析を進めていましたが、WGP2023にて久々にWSに復帰し、地区遠征を始めた友人を土産沼にハマらせる事に成功したため、今回は彼の協力を得て一気にtier解析を進める事にしました
方針
アド稼ぎたがりの紙のオタクなので、基本的には最安値を目指しました
グレードの選択は個人の趣味によるところが大きいと思いますが、手配の方法自体はそれなりに安くなるものにしたつもりです
WGP2024の日程も発表された事ですし、準備の際の参考にして頂ければ幸いです
・動き始める期間は大会日程が発表された瞬間
・日和れば日和るほどアド損する
これだけは確実なのでこの記事を見て興味を持った方は今すぐに行動に移すことをオススメします
移動手段
自動車
ありがたい事に常に一緒に行く友人が3～6人ほどいたので、札幌以外は車移動を採用
当たり前ではありますが新幹線や飛行機を使うより格段に安く、一番遠方になった小倉でさえ、高速道路、ガソリン、駐車場全て含めても往復で一人あたり8000円ほどで収まりました
・自家用車を所持している
・道連れに出来る友人が3人以上いる
・長距離運転に耐えられるドライバーがいる
これらの条件を満たしている方は車移動でアドを稼げます
幸いな事に私は体力に自信ニキの為、郡山を除いて全て一人で運転手をこなしました
その他、WSの大型イベントは当然ながら全通するバカの為に日程を組んでいる訳ではありません
どれだけお金と時間を準備して余裕を持った計画をたてたところで疲れるものは疲れます
日頃から歩く速度を速くする、近場へは徒歩へ移動するなどして体力をつけておいて損する事はないでしょう
乗ってるだけで着くからクルマはいいですね
飛行機
飛行機に関しては一般的にはチケットを取るのが早ければ早いほど安くなります
稀に売れ残りをさばく為に発着日直前に安売りされる事もありますが、基本的には最速手配で問題ありません
航空会社候補は2社
・手荷物、土産が多い→スカイマーク
・荷物を抑えて最低価格→ピーチ
スカイマークは手荷物を一つ無料で預けられる為、キャリーケース+バックパックという構築が可能
最低価格を狙うならピーチ一択なのですが、手荷物預けやら保証やらを入れると結局スカイマークの方が安くなるケースがほとんど
ただ、ピーチは稀に定価の半額以下にする特売を行う為、手配の際は一度目を通しておきましょう
その他、発着港によって取引する航空会社も変わる為、あらかじめ比較サイトなどでご自身が利用される便の最安値傾向を把握しておくと良いでしょう
比較サイト経由、仲介業者を通すと値段がハネ上がるのが飛行機移動の注意点
あくまで情報収集のみに留めておき、手配そのものは直接各航空会社のホームページなどで行いましょう
スカイマークを例に挙げると、6ヶ月前からチケットの予約ができます
予約解禁日は仲介業者がハイエナのように群がりサイトに繋がりにくい状況になる為、万全を期す方は下記2点を覚えておきましょう
・解禁日当日は有給休暇を取得するなどしてホームページに張り付ける時間を確保する
・十分に安定した回線、処理能力を持つPCで即リロードできる環境を作っておく
私自身もスカイマークの解禁日に張り付いていましたが、出勤前の吉野家でスマホからアタックして爆散
最安値から2000円ほど上がった値段になってしまいました
それでも名古屋⇔新千歳を片道9410円で確保できたので、まぁまぁの戦果といえます
仲介業者を通すと取扱い手数料込みと称して3割増しくらいの値段を要求されるので、アドを稼ぎたい方は私と一緒に最速アタックにチャレンジしましょう
新幹線
今回は採用を見送りましたが、新幹線も十分に採用圏内に入ります
会員登録が必要になりますが、早割を利用する事でいくらか割引が利きます
21日前から解禁されるEX早特21ワイドが狙い目
これも競争が激しいようですので、解禁日をしっかりとリマインダーに登録しておきましょう
空港から遠い地区は意外と多く、新幹線の方がストレスが少ないケースも存在します
(小倉、金沢、広島など)
ただ、最速手配した場合、値段としては飛行機<新幹線になりがちな為、多少の移動距離を許容できるのであれば飛行機移動が良いでしょう
高速バス
個人的に一番オススメしないのがコレ
たいして安くならない割に時間的にも精神的にも制約がキツく、費用対効果は最低ランクになります
飛行機がアリスギアだとすると、高速バスはリコリコと思って頂いて差し支えありません
私自身も一度だけ名古屋⇔仙台を高速バスで移動した事がありますが、相当ストレスが溜まりました
水曜どうでしょうごっこ以外の目的でのご利用はオススメしません
その他、青春18きっぷ等、期間限定チケットを利用する方法もありますが、状況が限定される為ここでは割愛させていただきます
私自身交通関係に詳しい訳ではない素人なので、まわりに詳しい人がいれば聞いてみるといいでしょう
宿
複数の仲介業者を比較する
宿の予約には仲介業者を利用します
飛行機と違い、宿の場合は仲介業者を利用しても値段が高くなる事は滅多になく、むしろ安くなるケースがほとんどです
私がインストールしているアプリは以下2つ
・Booking.com
・アゴダ
トリバゴもインストールしていましたが、レスポンス、検索エンジンともに最低ランクであったのですぐに使わなくなりました
HPからアクセスする方法もありますが、UIの利便性がアプリの方がいい場合が多いほか、アプリ限定料金やらアプリ限定部屋などがあるので、インストールしてしまった方が楽です
これら2つに優劣はありませんが、数百～千円ほど値段に開きがある場合があり、最終比較用に併用しています
宿側が複数の仲介業者に一斉に部屋を売り出す為、市場に部屋が浮上するタイミングは同じ
あとは仲介業者の企業努力というか縄張り争いのようなものでいくらか差が出るようです
どこのサイトが常に一番安い、というような事はないので、予約確定させる際は一度他の業者で同じ条件の部屋を検索してみましょう
複数人の場合、民泊も視野に入れる
仲介業者の努力もあり、最近は民間の持ち部屋を民泊として解放している宿に泊まる事もできます
一人で泊まるぶんにはビジネスホテルと大差ない金額ですが、部屋貸しであるため複数人利用でアドを稼ぐ事ができます
気心の知れた仲間がいる方は検討してみるとよいでしょう
アプリの検索条件を「一部屋」「4人」などにするとヒットしてきます
東京、小倉、札幌の3地区で民泊を利用しましたが、バスタオルはどこの民泊にも用意されていました
歯磨きセットと使い捨てコップがあれば最低限不自由は無いでしょう
格安の民泊だと治安が悪かったり、カーテンがついていなかったりするので、耳栓とアイマスクもあると完璧
寝れれば場所は選ばないというグループであれば検討してみてもよいのではないでしょうか
一人あたり一泊3000円を下回ってくるところは相応の環境になっているので、ソロ活動の方はビジネスホテル一択です
キャンセル無料の宿を手当たり次第確保する
WSやってる人って「キャンセル」って言葉、お好きですよね？
宿の予約だとキャンセルし放題です。しかも無料
これも仲介業者が発達した事の副産物で、現代の宿って大概は仲介業者に部屋を確保されてしまっていますよね
宿は空き部屋を発生させる事による損益を防げますし、仲介業者は大量に買い付ける事で格安で確保している、という構図によって成り立っているのかなと思います
仲介業者は売り抜けなれば当然損益となる為、様々な手段で売り抜きを目指します
キャンセル無料オプションもその一つで、期間は部屋によって異なりますが、最長で宿泊の前日まで無料でキャンセル手続きが出来るものになります
宿の確保も早ければ早いほど良いのですが、宿主が仲介業者に売り出すタイミングというのも様々
宿を確保した一週間後に好条件の宿が市場に浮上する、なんて事は日常茶飯事
あとは仲介業者が期間限定セールなどを行う場合もあります
ある程度で底値は落ち着いてきますが、最低1ヶ月くらいは比較期間を設けるとよいでしょう
キャンセル無料の宿を大量に確保しておき、おおかた出揃ったタイミングで本命以外をキャンセルすれば問題なし
普通の社会人であれば急な仕事をぶちこまれて予定変更を余儀なくされる事も考えられる為、ハンドに余裕を持っていて損はありません
「もうこれでいいや」と思っていても無料期間中は確保しておきましょう
おわりに
いかがでしたでしょうか
私自身元々ビルダー気質なところもあるせいか、計画を立てたり各種手配は楽しみながら行えました
これでスタンバイフェイズは終了
いよいよメインフェイズに入っていきます
次回は「メシ」編になります
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？