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私が公務員になった理由と正規、非正規の両方を体験してみて


私が公務員になったのは

公務員を就職先に考えてる方ってどこに魅力を感じてるんでしょう?

私の場合は、たまたまなんですよね。
希望職種の勤め先が公立の組織だったからなんです。

私は、社会福祉を専攻していて、卒業時に資格も取得決定予定だったので、専門職に就くつもりでした。
就職課の先生から紹介された、国公立のリハビリテーションの専門病院で、ソーシャルワーカーの話があると聞き、日本で古くからリハビリテーションを牽引してきた病院だったので、力試しで受験し、よもや受からないと思っていたところ、拾っていただいたところからのスタートでした。

そう、事業主が国公立だったから、身分的には公務員になったのです。
この時は、正規職員です。

その後、区役所の専門職(非常勤公務員)になって


一時期、現場を離れてから15年以上ぶりに再就職する際は、市役所の専門職に入りました。
理由は、実務経験、有資格者で、6時間という短時間勤務というのが、その時の自分の条件に合っていたから。
部署は福祉課です。

そして、入ってみて驚いたのは、生活保護は福祉職で受けた正職員がなってる方が多いですが、他の相談職は、非正規公務員が担当しているんです。例えば、女性相談員(DV等相談)、虐待児相談、母子寡婦自律支援員等、専門職は全員非常勤公務員で、皆、実務経験者。
しかし、その上司は、前年度は、年金課だったり、観光課だったり、福祉業務に就いたことがない人だったりするんです。

今の公務員の実態って、実は、かなり非常勤専門職によって、業務が支えられています。


正職員は事務や会議がメインです。
専門知識や実務経験がある専門職が非常勤職員って不思議です。

そして、課長以上の上司は3年くらいで異動があるので、再雇用された非常勤(今は会計年度職員といいますが)の方が、長く同じ職場に居続け、正規職員より実務を知っているという人もたくさんいます。

私の場合は、このリンクの内容ほどには収入は低くはないですが、正職員との待遇の差は大きいので、更に資格をとり、応募し、国家公務員の非常勤になり、収入を上げました。

あと、心配なのは、災害などの非常時です。
非正規職員は、災害時の非常時対応要員としてはカウントされていません。
私は、比較的大きな政令指定都市に住んでますので、公務員の人数はかなりいるはずですが、
実際に大きな災害が起こった時、正規職員だけで
どれだけ対応出来るのかな、と先走った心配をしてしまいます。



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