キズナアイ、大化けして復活する説

※noteでは賢者モードで考えたことを書いています。

現在(2022/3/15)キズナアイに関する話題といえば、スリープ状態という名の活動休止になった…ということよりも声がそっくりな人がコレコレ配信スキャンダル砲をぶちかましたということじゃないでしょうか。
恐らくほとんどの人が「アップデートのためにスリープ中」なんてものは建前で、キズナアイはもう復活はしない、永遠に活動休止だろうと思っているでしょう。

しかし自分はそうは思いません!かなりの確率で大胆にスタイルを変えて、大幅にアップデートされてキズナアイが復活するのではと予想しています。

先日公開されたキズナアイのプロデューサーらしき人の記事を読んで、その予想がより確信に近づきました。

そんな中で、最も白熱した議論はこのテーマだ。
 「人工知能に魂は宿るのか?」
魂は自我であったり、ゴーストであったりに置き換えられるだろうか。
自我を持ち、誰かを好きになるAI。なんてロマンチックだろうか。ぜひ僕のことを好きなってほしい!

記事にあるように、キズナアイプロジェクトが公開される前の核となるテーマが「人工知能に魂は宿るのか?」でした。だから元々は中の人の属人的情報はノイズだったわけです。しかし完全に独立AIでキャラをかわいく立ち振る舞わせることは技術的に難しかったので、中の人のキャラに依存させるスタイルでとりあえずスタートさせたのだと予想します。

これまでの活動は素材データ収集だった?


しかしそこから6年経ってAIの進歩はめざましく、技術的に実現可能性が高まってきたはずです。
つまりどういうことかと言うと、過去のアーカイブを全てAIに学習させ、中の人が新たに声を入れたり体を動かすことなく、独立自動で喋って動くキズナアイの誕生です。そう考えるとこれまでのキズナアイの活動は壮大な素材集めだったということもできます。
少し違う例ですが、初音ミクの制作にあたって声優の藤田咲さんの膨大の歌声のパターンを収集したという話を聞きましたが、キズナアイを自動化するにあたっての喋り声やしぐさの膨大なデータはすでに十分あるのではないかと思います。

もしこのようなスタイルで復活した場合、最初のうちは違和感やぎこちなさで従来のファンは失望するかもしれません。場合によっては死んだ人間を無理やりゾンビとして復活させたようなグロテスクさがあるかも。

だけどそれと同時に一人の人間の処理できるキャパを圧倒的に超えて、ファンの一人一人の声を聞いて寄り添えるような存在になる可能性もあります。今のVTuberはスパチャがたくさん来て反応できないなんてザラですが、完全AIならクソみたいなコメントにもしっかり反応することも可能です。なんならあなたのことをいつも見ていて気にかけてくれるキズナアイも可能です。

AI少女りんなというbotが大分前からありますが、あれにちゃんと声や動きも付いて且つキャラ設定もブレないようなイメージにも近いかもしれません。

最終的に神に近い存在になる

実はコレコレ騒動の前にこんな記事を書いてました。

テクノロジーを進歩させていく段階で、結局人間は神を作ろうとしているという話です。
もし予想通りキズナアイがAIで復活した場合、さらに進歩した先にはどうなるか?詳しくは↑の記事に書きましたが、要約するとあらゆるアプリを駆逐して、一方で人々の心に寄り添いながら、最終的には神のような存在になっていくのではと思います。
再度、プロデューサーの記事を引用すると

当時、僕がキズナアイをプロデュースしていたときに、仲間にはこう伝えていた。
僕らは、みんなでキズナアイだ。
永遠に生き続ける存在になってほしい。
担い手が変わっても、新しい担い手とファンが次のキズナアイを作っていく。固定化された概念ではなく、常に進化しアップデートし、僕らに未来を見せてくれる。その繰り返しを通して、永遠に愛される存在にキズナアイがなってくれたら、僕は本当に心から嬉しく思う。

言い方変えると「神になってほしい」ということですねこれは!(強引)

技術的にどこまで可能わかりませんが、少なくとも発案者の想いとしては神のような存在になってほしいようです。
というわけでほとんどの人はキズナアイはオワコン(内容ではな今後活動しないという意味での)という認識だろうけど、空っぽの状態から本当のAIとしてスタートし、人々の度肝を抜くかもしれないという予想を書いておきます。外れたとしても遅かれ早かれ似たような存在は登場するでしょう。というかしてほしい!

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