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【お知らせ】三菱みらい育成財団で地球市民学科「グローバル・シティズンための101のコンセプト」への助成継続が承認


一般財団法人三菱みらい育成財団(東京都千代田区)の助成プログラム「21世紀型教養教育プログラム」で、地球市民学科の「グローバル・シティズンのための101のコンセプト」への助成が継続して承認されました。

同プログラムは様々な環境下で将来の課題解決に必要な基礎的素養、解決策を導き出すための世界観・価値軸を身につける大学1・2年生向けのプログラムから選ばれるもので、2021年度は全国の国公私立大学から44件の申請があり、10件が採択されました。
大阪大学・東北大学・筑波大学・関西学院大学・立命館大学などと並んで、女子大学で唯一採択されました。同財団の審査の結果、2022年度・2023年度も助成の継続が承認されました。

清泉女子大学は2001年、地球市民学科を創設。以来、日本で唯一の地球市民学科として、グローバルな視野を持って地球社会のために行動できる「地球市民(Global Citizen)」の育成に注力しています

そして学科創設20周年にあたる2021年度から、先行き不透明で正解のないVUCA時代にアクティブに活躍できる地球市民を育成することを念頭に、思考と実践の「型」の習得、プロジェクトによる実践、JICAメソッドによる外国語教育、ユニークなデータサイエンス教育、きめ細かな指導などからなる新たなカリキュラムを開始しました。「グローバル・シティズンのための101のコンセプト」は新カリキュラムの柱の1つです

VUCA時代にあっては、汎用的な思考と実践の「型(コンセプト)」を習得することが重要です。
そこで地球市民学科では、従来の学問領域の壁を取り払い、(1)批判的思考力、(2)創造的思考力、(3)人間関係構築力、(4)情報発信力から構成される「グローバル・シティズンのための101のコンセプト」を抽出。

地球市民学を構成するメディア・社会、開発・環境、政治・技術、平和・対話、文化・宗教、ビジネス・人的資源といったテーマに関連する「事例(コンテンツ)」を用いながら、コンセプトの理解を促進する授業を行っています。大学教育の新たな可能性を切り拓くプログラムとして注目を集めています。