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「僕の姉ちゃん」に学ぶ落ち込むことがあった日の気持ちの切り替え方

最近、「僕の姉ちゃん」というドラマをAmazon Primeで見ています。
不思議なことに、これ面白い!と思ったドラマやアニメは9割テレ東さんで、このドラマもやっぱりテレ東さんでした。

まじで企画力すごいといつも感心します。常にどこかに遊び心が感じられるのが惹きつけられるポイントかなと思っています。
「僕の姉ちゃん」も、黒木華演じる姉ちゃんの独特な振る舞いと言葉遣いにクスッとしつつも、哲学的な学びがあって面白いです。

今日見ていたエピソード8でも「なるほどね!」という学びがあったので共有します。
エピソードの冒頭で、デートに誘ったのに返事がないとぼやきながらも、姉ちゃんが美味しそうに晩御飯を食べているシーンがありました。
そんな姉ちゃんに対して弟役の僕は「そんなに傷ついてなさそうだけど」と聞くと、「そりゃそうでしょ!返信がないの私のせいじゃないもん。」と即答。

たぶん大部分の人がここで「?」ってなると思いますし、私もそうでした。
『気になる人をデートに誘う⇨返事がない⇨私に女としての魅力がないからだ!』みたいな思考サイクルが回って落ち込む、ってなるでしょ?ってなりますよね、だいたい。

でもどうして姉ちゃんはデートに誘った男性からスルーされても傷つかないのか?
その回答はこれです。↓

「私はデートに誘っただけ。誘った勇気までが私のもので、返信の運までしらんがな」

神回答ですね。

ストレスコントロールの方法として、よく言われることなのですが、ストレスを感じてしまいやすい人や、自己肯定感の低い人は考え方の特徴として、自分がコントロールできない部分に一喜一憂してしまう、ということがあります。

例えば友達に何か言った後に急にその友達が冷たくなった場合、「私が何か傷つけることを言ってしまったんだ。なんて私は人付き合いが下手くそなんだ。」と考えると思います。

ただ、同じことを他の人に言ったときに、全く傷つかない、もしくは逆に良いこと言うね!みたいな人もきっと世の中には存在するはずです。
人それぞれ価値観があり、その価値観によって同じ言葉でも受け取り方が全く異なるからです。

何が言いたいかというと、自分がコントロールできる領域は自分がどんな言葉を発するかまでであって、それを聞いた相手がどう受け取るかは、自分では全くコントロールできないことであって、もはや運次第な領域な訳です。
同じ人であっても、その時の気分によっても変わるだろうしね。

つまり姉ちゃんは、デートに誘った相手が自分のこと、そして自分の誘いをどう思うかは自分のコントロール外のことなので、私がそこで一喜一憂することは全くない、と言っている訳です。

ドラマの中のさりげないワンシーンに心理学的な要素を盛り込んでいるこの見せ方、まじですごいなと思います。

話はガラッと変わりますが、実は現在転職活動中で、今日久々に面接を受けたところなのでした。
自分としてはとりあえず言いたいことは言えたはず!と思っているのですが、振り返ってみるとあそこの受け答えはちょっとうまくできなかったな・・・みたいなことが出てきてクヨクヨしながら晩御飯作っていました。
ご飯食べながらこのドラマをみて、なるほどね!見習いたいその考え方!!と心に突き刺さったので、こんな時間ですが勢いでnoteを書きました笑。
私は伝えたいと思っていたことはそれなりに言えたと思っているので、あとそれをどう受け取るかは、相手の方々の問題。
そう考えることにしました。

とりあえず最近の私は夜な夜な面接対策トレーニングをうけ、この質問がどう答える、みたいなことを考えることばかりして、まともに布団で寝ることもできず、朝に急いでシャワーを浴びる、という生活を続けていたので、今日からしばらくは自分の好きに過ごしたいと思います笑。

久々に書いたこのnoteが人付き合いで悩んだり、自分はなんてだめなんだと思った人が読んでくれて、ちょっとでも気持ちを切り替える助けになれば嬉しいです。

いい知らせが届きますように。おやすみなさい。



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