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過去記事:アルコール依存症について。

2018.04.27 18:11にブログの方で書いたものをこちらに移動することにしました。

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私の場合少しずつ減らす、が不可能でした。断酒一択。


それでいけたのはかなり運がよかったからかもしれませんが。。。自ら認め、断酒する決心するためには何年もかかりました。


誰かとお友達になりたい時、思ったことを言いたい時、勇気がなくてお酒に頼っていた。お酒がないと言えなくなっていた。辞めるに当たって1番の恐怖はそれらの手段を失うことだった。


府庁前でスピーチした時だってガクガクだったし、噛むし泣くし、やっぱりへっぽこだったけど、お酒なくて言えた。
10年かかったけど、やっとこさ自分の足で立てるかもと少し思う。体もやっとこさマシになった。


失ったものは山盛り。
何度も書いてるけど依存症は死ぬまで辞めれて完治。一生続く。
「君は依存症だ」と止めてくれる人はいなかった。症状は人それぞれ。
それみんな依存症がどんなものか知らないから。
知らないから依存症だと当事者も周りも気づかないうちにどんどん悪化して行く。


出てくるのは根性論。精神論。
それに追い詰められて自己否定は進み、さらに追い込まれて行く。
知識と、フォローしてくれる仕組み、それともう少しルールがあれば、と思う。


依存症に限らずだけれど。
システム次第で救えるものがある。
社会次第で救えるものがある。
知識次第で救えるものがある。


小さな思いやり次第で救えるものがあるんです。


だから変えたい。
そのためにがんばる。


あたし一人からでもできることはあるはず。
もう、お酒にたよんなくてもきっとできるし、きっと言える。




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