シャント手術前日〔1ヶ月5日〕

*過去の自分のブログの転載です。

🍀🍀🍀

<2011/12/08 thu ☁☔>

生後35日。

今日も1時に面会へ。

残念なことに今日はお風呂もミルクも終了していた。

でも起きて待っててくれた娘ちゃん。

ミルク飲んだばっかりなのに、何でグズってるの?

でも抱っこしたらご機嫌さんに。

電気をじっと見たり、天井をじっと見たり、母ちゃんの顔をじっと見たり。

「今日は曇って寒~いよ。雨が降りそう。ここはあったかくていいね」と話し掛ける。

やっぱりちゃんと聞いてる感じ。

キョトンとした顔でこっちを見てる。

可愛い。

しばらく抱っこをしていると寝た。

寝顔が可愛くて、今日は手放したくなくて寝ている娘を抱いてゆらゆらゆらゆら。

「明日は頑張ってね。ずっといるからね」

小さな声で話し掛ける。

さすがに腕が辛くなってきたのでコットに下ろす。

嫌な予感はしていたのだが、起きたし。

しかもなぜかサチュレーション低下。

あまり機嫌も悪くなく、半分寝ている感じでボケ~ッとしているだけなのに、76~78くらい。

アラーム鳴りまくり。

すると突然赤い顔をして唸り始め、ブリブリッと。

うんちだったのね。

おむつを換えるとサチュも落ち着いた。

わかりやすっ!

今日は明日の手術のために麻酔科の先生が来て、全身麻酔の説明と同意書のサイン。

さらには同じく明日のための点滴のライン取りがあると、処置室にさらわれる。

娘の不在中に主治医登場。

「いよいよ明日ですね」と。

「体重も増えてきてて、増える余力があるということで全身状態も悪くないのでね。ここに来たばかりの頃と比べると体もそれなりにしっかりしてきてますから。明日は頑張ってもらいましょう」と言われた。

そう、頑張るのは娘だ。

あとは先生たち。

私たちに出来るのは祈ることだけ。

処置室から帰ってきた娘は、両手に点滴。

「少ししか泣かずに頑張りましたよ」と看護師さん。

偉いね。

強いね。

娘ちゃんは頑張りやさん。

戻ってきてしばらくはおとなしかったけど、眠くなったからかグズグズに。

両手に点滴なので気を付けて抱き上げゆらゆらとんとんするとあっという間に寝た。

可愛い。

可愛い。

このまま連れて帰りたい。

逃げ出したい。

今日はずっと胸と涙腺がいっぱいいっぱい。

大丈夫。

大丈夫。

娘はちゃんと帰ってくる。

きっと「あんなに不安に思っていたのはなんだったの?」と拍子抜けするくらい普通に帰ってくる。

頑張れ。

頑張れ、娘ちゃん。

熟睡する娘をコットに下ろし、ほっぺを撫でおでこを撫で匂いを嗅いで(変態?)可愛い可愛い娘ちゃんを堪能。

また明日ね。

明日は朝から来るよ。

ずっといるよ。

頑張ってね。

愛してるよ。

愛してるよ、娘ちゃん。

『手術まであと1日』

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