退院後の話〔2ヶ月1日〕
*過去の自分のブログの転載です。
🍀🍀🍀
<2012/01/04 wed>
生後62日、術後26日目。
父ちゃんのお休みは今日まで。
お正月の一波乱があった今、明日からどうやって娘ちゃんの面会に行こうか悩む。
病院に託児とかあればいいのに…。
ともあれ今日も息子を連れて3人で病院に行き、交代で面会。
先に母ちゃん。
病室に着くと娘ちゃんは熟睡中。
ミルクからちょうど1時間経ったところだそうだ。
完全に寝ている。
起きる気配まったくなし。
それならそれで仕方ないので、ベッドに頭を乗せて至近距離で寝顔を観察。
寝てても可愛い~ん。
ほっぺやおでこをそ~っと撫でると、時々むにむに動く。
お口をムニャムニャする。
何となく顔が丸くなってきた。
顔周りにお肉が。
嬉しい。
身長は成長曲線に沿って順調に伸びてるけど、体重は曲線から外れまくり。
ただでさえ心疾患の子は体重が増えにくいし、逆にあんまり増えすぎてもいけないし、手術もあったし、水分(ミルク)制限もあるしね。
それでも娘ちゃんなりにゆっくりゆっくり増えてきて、顔にお肉がつく余裕も出てきたってことよね。
顔付きも新生児特有のほにゃほにゃした感じはなくなって、しっかりと『赤ちゃん』って感じになってきた。
いろんなことを乗り越えて、娘ちゃんはマイペースでも着実に成長してる。
ありがとう。
主任らしい看護師さんが来て、退院後のことなんかを少しお話し。
娘ちゃんは水分制限があるので、夜はかなり泣くらしい。
「帰ってから大変だと思うから、少し制限を緩くして帰れるといいんだけどね」と言われた。
ずっと気になっていた風邪などの時にかかる病院は地元で探すようなのかを聞く。
今いる病院は大学病院付属の心臓やガンに特化した専門病院で、普通の小児科はなく予防接種も受けられない。
正確に言うと頼めば受けられるけど実費になる。
息子の掛かり付けは小さなクリニックなので、夜間はもちろんやっていないし入院設備もない。
地元の総合病院には心臓の先生はいない。
地元の病院で対応しきれなくなったときに行きつく先は、今の病院の母体である大学病院だ。
てことは最初から大学病院に行っちゃえばいいのか?
クリニック以上が必要になったことがないのでわからない。
主任看護師さんによると、当面は今の病院に掛かったのでいいのだそうだ。
基本は予約制だけど、ここで手術や入院をした子は救急でも受け入れてもらえるそうだ。
手術をしたこともあり、退院後しばらくは1週間ごとに外来に通うことになるようだ。
予防接種は地元でやってもらえるところを探し、外来で主治医と相談しながら進めていく。
手術の前後は受けられないため、次の手術の予定とともに計画を立てないといけなくて、結構大変そう。
病院からも市の担当保健士さんに連絡してくれるらしく、相談するように言われた。
うおお……帰ってからも大変だ。
そんな話をしてる間もひたすら寝続ける娘ちゃん。
今日の担当看護師さんが来て血圧や熱を計ったり聴診器を当てたりすると、ちょっとだけ目を開けた。
でも明らかに眠そうで、まぶたは開いてるのに眼球は泳いでて、我が子ながら怖い。
「お母さんがいるから頑張って起きようとしてるのかな?」と看護師さん。
嬉しいけど怖いからいいよ、寝てて。
結局1時間いたが娘は寝続け、抱っこも何もなし。
さらには主治医も今日はまだいないのか話も何もなく、ダンナと交代するため病室を出た。
ま、こんな日もあるさ。
なのにダンナが行ったときは起きてご機嫌さんだったらしい。
ずっと抱っこをしていたと。
ず~る~い~。
まあでも明日からの仕事に向けて充電ができたみたいだからいいか。
明日は先生がいるといいんだけどな。