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スマホは使っても使われるな

気付くとスマホが手放せなくなっていた
スマホ中毒だと認めたくないが、そうかもしれない

電車がくるまでの数分、電車の中、朝起きてスマホ、寝る前にスマホ、食べながらスマホ、TVを観ながらスマホ…スマホスマホスマホ…


手もち無沙汰になったら、気づくとロック画面を開いて、何の目的もなくTwitterやInstagram、Youtubeを開いている
そんなに調べたいことがある?というくらい、次から次へと検索画面に文字を打っては、ルーペボタンをポチッとする

なぜ私たちは意味もなく論破された人を見たくなるのだろうか
何の専門家でもない人にお金を払ってまで質問をしたくなるのだろうか
なぜ私たちは色んな人の戯言を観たり聞いたりつぶやいたりして貴重な時間を費やしてしまうのか

気が付くと私たちは本屋に出向かなくなり、アルゴリズムに勧められるがままにポチッとしてしまう
気が付くと目の前の人とのコミュニケーションを忘れて画面を見てしまう
気が付くと美しい景色を目で見るよりもスマホで写真を撮ることに必死になってしまう

なぜだろう…

目の前のリアリティよりも画面越しの黄色いパーカーを着た人が気になってしまう私たちにもう残された道はないのだろうか

原点に立ち戻って、スマホがなかった時代のことを思い出そうとしても、その時どういう風に時間を過ごしていたかが分からない

ただぼーっと電車の窓からの景色を見てたっけ…
待ち合わせで待ってるときは本屋で買った本を見てたっけ…
友達と遊んでいるときはおしゃべりに夢中だったっけ…
あれ、調べたいことって何で調べてたっけ…

もう私たちはスマホがない時代には戻れない
スマホなしでは生きていけないのだ

それに気づいた時、恐怖を感じた

スマホが悪いわけではないが、SNSのアルゴリズムは非常に巧妙だ
(気になる方はNETFLIX”監視資本主義社会 デジタル社会がもたらす光と闇”をお勧めする)

何を隠そう私もこの事実に気づいてから
”もうスマホを見る時間を減らそう!”と強く意気込んでから
寝て起きたらスマホを触っていた


酒は飲んでも飲まれるな
スマホは使っても使われるな


こう自分に言い聞かせて
上手にスマホと付き合っていきたい


さてと…

”デジタルデトックス 方法”

をスマホで調べるところから始めようかな





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