日本株市況と今日の取引（24年9月10日）
日経平均株価：36,159.16（-56.59）
TOPIX：2,576.54（-3.19）
米ドル/円：143.47円（9月10日17時頃）
大きく動いた銘柄（プライム）
本日の日経平均は昨日と打って変わって上昇からスタートし、最終的には微下げとなった。
グロースは最終的に上げているが、全体的に見ればほぼ横ばい。
自動車を始めとする製造業が若干足を引っ張ったのかも。
下げ（プライム）
リズム (7769): 3,825円 (-9.46%)
第一三共 (4568): 5,275円 (-8.64%)
シーイーシー (9692): 1,711円 (-7.16%)
コーセー (4922): 8,084円 (-6.03%)
宮越ホールディングス (6620): 1,812円 (-5.96%)
アイル (3854): 2,795円 (-5.25%)
フジ・コーポレーション (7605): 2,110円 (-5.21%)
くら寿司 (2695): 3,475円 (-4.13%)
太陽誘電 (6976): 2,984.5円 (-4.09%)
ミガロホールディングス (5535): 2,119円 (-4.07%)
下げ理由：
リズム (7769)
株価の大幅下落の主な原因は、2024年度の業績見通しが下方修正されたことによるものです。具体的には、同社の経常利益が当初の予想よりも11％減少するとの発表が影響しています。この下方修正は、主に生産コストの上昇や販売環境の厳しさが影響しているとされています。また、2024年3月期の第1四半期の決算での増益があったにもかかわらず、将来的な収益性に対する不安が投資家に広がり、株価が下落しました。
シーイーシー（9692）
シーイーシーの大幅な株価下落は、2024年度上半期の決算で営業利益が前年同期比で減益に転じたことに起因しています。この減益は、成長投資や前年の反動減が影響しているとされています。特に営業利益の減少が投資家の懸念材料となり、株価が急落しました(みんかぶ第一三共（4568）
第一三共は、がん治療薬「ENHERTU」の副作用や安全性に関する新たな研究結果が発表され、これが株価下落の一因と考えられます。また、全体的な市場環境の影響もあり、下落が加速しました(Medical Communityくら寿司（2695）
くら寿司は、決算発表の内容が期待に届かなかったことが株価に影響しています。市場では業績に対する厳しい見方が強まり、特にコスト高騰の影響が懸念されています(みんかぶコーセー (4922)
コーセーの株価下落は、業績の成長鈍化や厳しい市場環境が背景にあります。2024年1～6月期の決算では売上は増加しましたが、コスト上昇や競争激化により利益率が圧迫されています(WWDJAPAN宮越ホールディングス (6620)
宮越ホールディングスの株価下落は、深圳の再開発プロジェクトや中国市場に関する不確実性が影響しています。特に中国経済の減速や不動産関連のリスクが懸念されているため、投資家心理が悪化しました(Yahoo!ファイナンス
乱高下の激しい宮城ホールディングス。デイトレには最適かもしれない。
アイル (3854)
アイルに関しては、特定のニュースが報道されていないものの、全般的な市場の調整局面が影響している可能性があります。成長期待の高いIT関連企業に対する投資家のリスク回避が見られる状況です。フジ・コーポレーション (7605)
フジ・コーポレーションも特定の大きな要因が報道されていませんが、消費者需要の変動や競争の激化が影響している可能性があります。太陽誘電 (6976)
太陽誘電は、半導体関連の市場が一時的に調整局面に入っていることが影響しています。半導体業界全体の不透明感が株価に反映されていますKabutanミガロホールディングス (5535)
ミガロホールディングスは、最近発表された子会社の株式取得を通じて、DX（デジタルトランスフォーメーション）事業を加速させる意図を発表しましたが、株価にはまだプラスに反映されていないようです(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES
ここも相変わらず乱高下の激しい銘柄。
上げ（プライム）
ACCESS (4813): 1,744円 (+11.15%)
ビューティガレージ (3180): 1,569円 (+8.43%)
ライフドリンク カンパニー (2585): 7,350円 (+7.61%)
西武ホールディングス (9024): 3,614円 (+7.14%)
パイロットコーポレーション (7846): 4,516円 (+6.96%)
オイシックス・ラ・大地 (3182): 1,422円 (+6.75%)
松竹 (9601): 10,310円 (+6.50%)
三浦工業 (6005): 3,445円 (+6.42%)
ホットランド (3196): 2,340円 (+6.12)
アルトナー (2163): 1,857円 (+5.99%)
上げ理由
ACCESS (4813)
株価の上昇は特に大きなニュースが報じられていないものの、業績改善の期待や市場の楽観的な見方が影響している可能性があります。
ACCESSはここ数日躍進しまくっている。理由がわからないだけに買いにくい・・・
ビューティガレージ (3180)
2024年度の経常利益が6期連続で過去最高を更新し、配当も実質増配が発表されました。このポジティブな決算内容が株価上昇の主な要因とされています
自社株買いもあったらしい。わかりやすく躍進。
ライフドリンク カンパニー (2585)
こちらも大幅に上昇しており、最近のレーティングの上昇や好調な業績が評価されています。特に、9月初旬に年初来高値を更新し、投資家からの注目を集めています（Kabutan西武ホールディングス (9024)
西武は、持続可能なまちづくりを目指した施策や新たな事業戦略の発表が影響しており、投資家の期待が高まっているため株価が上昇しました（Seibu Holdingsパイロットコーポレーション (7846)
業績が堅調であることや、国内外での販売拡大が期待されており、株価が上昇しています。オイシックス・ラ・大地 (3182)
健康志向やサステナビリティへの関心の高まりが追い風となり、売上増加が期待されています。松竹 (9601)
エンターテインメント業界全体の回復基調があり、特に映画関連の売上増が期待されています。三浦工業 (6005)
環境技術の需要増加が背景にあり、特に省エネルギー関連製品の売上が好調で、株価が上昇しています。ホットランド (3196)
外食産業の回復に伴い、同社の売上が伸びる見通しが投資家に好感されました。アルトナー (2163)
技術者派遣業界全体が回復傾向にあり、同社もその恩恵を受けて株価が上昇しています。
本日僕が行った取引
前日の下がったタイミングで比較的好調な銘柄を買っていたので、今日は全体的に落ち着いた動きになると思って、先日購入していた銘柄は据え置き。
新しくグロースで個人的に伸びそうに思っている銘柄、
・フィットイージー（フィットネス事業）
・トライアル（小売系のソリューションとディスカウントストア）
がまあまあ下げていたので購入。
どちらも引け後には含み益になっていたので判断としては良かったように思う。
先日購入したものも含めてすべて明日に持ち越し。
良かった点
以前からタイミングが良ければ買おうと思っていた銘柄を良いタイミングで購入できたのは良かった。
この後どれくらい伸びるかは予測出来ないけど、当日に想定通りくらい上がったのは良かった。
それ以外にも住友林業やパン・パシフィック、フジクラなど、「悪くても横ばい」だと思って買った株が伸びたのは良かった。やはりファンダ、テクニカルともに「上がる要素が多い銘柄」が下がっている時に買うと勝ちやすい。
守谷輸送機は思ったより上昇しないが、購入時に「悪くても横ばい～微下げ」と思って購入しているので想定内。
いずれも明日以降、大きく下げたら売ろうかな。
悪かった点
毎日のことだからある程度仕方ないにしても、銘柄のチェックなど、株に割く時間が減ってしまっているところ。
悪い取引自体はしなくなったけど、あまりなにもしていないので、その分取引量が少なく、良い銘柄が見つけられていない。
デイトレードももう少し頑張りたいけど、糸口が見つけられていない・・・
保有銘柄
住友林業→月曜日購入して2.7万ほど含み益
タイミー→今日は微妙に下げてほぼ横ばい
守谷輸送機→今日は若干上げたがそれでも1,000円ほどの含み損
パン・パシフィック→大きく上げて含み益が増加
フジクラ→若干上げて3,000円ほどの含み益
トライアル→本日購入して+1万ほどの含み益
フィットイージー→本日購入して3,000円ほどの含み益
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？