見出し画像

“一目惚れ”されるプランの売り方

みなさん、こんにちは。CHILLNNのすみたです。

今日は、CHILLNNというプラットフォームでどのようなホテル(もしくはプラン)紹介の記事を作ればいいのか、ということ前後編にわたってご紹介したいと思います。

前編に続き、この記事では、素敵なホテルやプランの紹介をどのように紹介すればいいかについて、説明したいと思います。

CHILLNNってどんなプラットフォーム?

あらためて、最初にCHILLNNについてのご紹介を。ご覧いただいた方も多いかと思いますが、CHILLNNはホテルの魅力を最大限に伝えるために生まれた“予約プラットフォーム”です。

私たちのホテルでは、SNSを通じてお客様と直接コミュニケーションを取りつつ「直接予約」を行なってもらうことで、OTAでの価格競争などに巻き込まれることなく、打ち出したい世界観にファンが集まるという「ホテルのD2C的販売方法」を模索してきました。

そのため、CHILLNNも、ホテルごとの世界観とお客様が直感的に出会うための予約プラットフォームを目指しています。実際にTOPページなどを見ていただくとわかりますが、立地や価格ではなくホテルのビジュアルとテーマ、それらをまとめた「特集」によってホテルを紹介するメディアのような作りとなっています。

ここでは、こうした思いのあるCHILLNNという場所で、いかにして魅力を伝える記事を作るのか、ということを考えてみたいと思います。


伝えるために、あえてメディア的な視点を持とう

その上で、一つだけ最初に言いたいことがあります。それは「伝えるために、あえてメディア的な視点を持とう」ということ。CHILLNNを予約OTAではなく、ウェブメディアだと考えてみてください。ここで出会った記事に共感したお客様は予約ページを見てくれる。そんな流れを作りたいのです。

ウェブメディアにはいろんな特徴がありますが、ここでは2点だけ、よく言われている特徴を紹介します。これらは、記事を作る上でもとても大切な考え方になります。

①タイトルと画像で9割が決まる
その記事(つまりホテル紹介やプラン)が気になるかどうかは、TOPにある写真とタイトルで9割型決まります。しかも、SNS上では一瞬で流し見られるので、プランを見てくれるかどうかは、一瞬の勝負にかかっているのです。

iOS の画像 (86)

②長いと読まれない
思いを伝えようとすると、文章がどんどん長くなってしまう傾向があるかもしれません。でも、ウェブではたくさんの情報に触れられるので、長すぎる記事は避けられてしまう傾向が強いのです。よく言われるのは、記事全体で3000文字、一段落800文字を越えると読んでる人が飽きてしまうというもの。できるだけコンパクトに、簡潔に伝えようということを考えてみてください。

具体的な記事の作り方

では、実際に記事を書く際に気をつけることをいくつかご紹介します。

まず、先ほども書いた通り、一番大事なのは見出しと画像です。これにつきます。一番伝えたいことがなんなのか、それをこの2つの要素に詰め込む必要があるのです。SNSなどで記事が拡散される際にも、この2つの要素だけが外にどんどんと出ていくわけです。

①見出し
ホテルの世界観を一言で、他にはない独自の言葉で、できれば20文字以内に収めよう。

②TOPに用いるビジュアル
5W1H(どんな場所で、いつ、どんな体験ができるのか)が伝わるような写真が理想。そうすることで、SNSでシェアされた際、引用してくれた方が多くを語らずともシェアできる。

スクリーンショット 2020-09-14 11.33.56

※この画像は、CHILLNNのTOPページと、SNSシェア時、ホテル紹介記事のTOPに使われます。一つの画像が下記のようにバラバラの画角で切り取られるので、見え方には少し注意が必要です。


この2点を理解した上で、紹介記事はどのようなことに気をつければいいのか、を考えてみたいと思います。

そもそも、この紹介記事には、下記の2つの目的があります。

①ホテルを魅力的に感じてもらうことで、お客様の期待を高め、行ってみたいと思わせる
②不安を解消し、予約に踏み切ってもらう

この2つを意識して記事コンテンツを書く必要があります。

では、具体的に書くといいことをいくつかまとめます。なお、ホテルの紹介記事、プラン・お部屋紹介記事などいくつかのパターンがありますが、基本的に意識すべきポイントは同じなので、ここではまとめさせていただきます。

①自分の言葉で書く
淡々とした定量的な説明文ではなく、ターゲットを想定しつつ、日記を書くように、ホテルの良さなどを自分の言葉で書いてみる。ただし、このページを見る人は、自分たちのホテルのことは何も知らない、という前提で。

②写真は4枚以上使う
読みやすさを意識して、写真や見出しを適宜文章の間に入れる。

③書いたほうがいいこと
具体的に書くといい内容としては、ホテルの特徴と概要(キャッチコピーの補足として) / 歴史 / どんな体験ができるのか / どんな館内施設があるのかなどがあると良い。ただし、世界観を表現するためにも、こうした内容を全て無理やり入れる必要はない。

④誰かに読んでもらう
一度出来上がった文章を誰かに読んでもらうことで、客観的な視点で魅力がきちんと伝わるのかを考えることができる。自分が作った文章を数日間寝かせて、新鮮な気持ちで読んでみるのも良い。

こうした視点が取り入れられた、いくつか素敵な記事をご紹介しておきます。

ロマンス座カド:独自の歴史背景と、直感的な写真



山鼻温泉 屯田湯旅館:独自の歴史背景とそれが一目で伝わるビジュアル

.

HOTEL SHE, KYOTO:紹介内容に上記要素が散りばめられた典型的な記事


最後に、記事は全部一緒だと言った手前で恐縮なのですが、ホテル紹介ではなく、プラン・ルームの紹介記事において少しだけ気にしておいたほうがいい点を1つ紹介させてください。

これは、当然といえば当然のことなのですが、プランやお部屋の何が特徴なのかが伝わり、さらには一目で「泊まりたい」と思ってもらえるかが重要となります。いくら素敵でも、予約したいと思われなければ、記事の意味がありません。そのためにも、プランやお部屋の記事では、見出しや記事の文章の最初に、パッと見てどんな体験が得られるのかが伝わるように工夫をしましょう。

2つほど、素敵な事例を紹介します。

ベッドからご来光の望めるリラックス・スイートルーム:部屋の特徴が見出しと写真でわかる


土日限定!奥唐津『櫨ノ谷窯(はぜのたにがま)』大満喫プラン:体験に重きを置いた内容のわかりやすいプラン

さて、本日は以上です。記事の事例を紹介しつつ、記事を作り際のポイントをまとめてみました。

ただ、どんな記事がお客様に届くのかは、ホテルによって異なりますし、私たちもまだまだ道半ばです。これからも素敵な記事の紹介を定期的に行なっていこうと思いますので、ぜひたくさんの記事を書いて、トライアル&エラーしてもらえると嬉しいです。

お問い合わせ先
チルンカスタマーサポート
customer@chillnn.com


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?