240705

もう空が青いと気づいた時には誰もいない。夜空にピン止めされた星の標本。白鳥になれない自分を呪う。その星のどれか一つでしか無い。しがない、詩を持たない、憐れみで構成された張本人。それはもう、手放した風船の赤い波の形。届かない思い。薔薇色の人生。

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