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しりとり俳句(123)

こんにちは。
しりとり俳句の時間です😄

今週は茸シリーズがあります。
こちらの続きからどうぞ。

しりとり俳句 三年目ルール
・ 詠む順番:ちり→しの→さち
・ 下五・下二字、または一字でしりとり
・ その二字や一字から濁音や半濁直音などへの変更可
・ 下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二字(もしくは一字)から始めるのも可
・ 季語のあと:ち=香田ちり、し=卯月紫乃、さ=月石 幸
・ シリーズもの:俳句の後ろに *マークあり

第123回は、9/23~9/29(2572~2592)全21句

2572 寂しがる者もあらねど穴惑
    穴惑(仲秋)ち

2573 ドイツ語の教授さそふや走り蕎麦
    走り蕎麦(晩秋)し

2574 そばに置く星座の図鑑夜半の秋
    夜半の秋(三秋)さ

2575 空きびんに野草の花や秋のこゑ
    秋の声(三秋)ち

2576 護衛艦九月の海を北へゆく
    九月(仲秋)し

2577 ゆくゆくは運動会の団長に
    運動会(三秋)さ

2578 二代目の人脈広し茸狩*
    茸狩(晩秋)ち

2579 刈上げの少年混じる茸とり*
    茸とり(晩秋)し

2580 とりあへず今日はここまで菌狩*
    菌狩(晩秋)さ

2581 カリスマについてゆくなり雁の列
    雁の列(晩秋)ち

2582 レッスンへさやけき道をシニヨンで
    さやけし(三秋)し

2583 んでもつて今日は特製きのこ飯
    きのこ飯(仲秋)さ

2584 牝鹿来て上目づかひに見られをり
    牝鹿(三秋)ち

2585 未来図を描くわたくし花畑
    花畑(三秋)し

2586 茸山を下り来る顔のほくほくと
    茸山(晩秋)さ

2587 具と汁を重機のお玉芋煮会
    芋煮会(三秋)ち

2588 会見は紅葉を臨む鶴の間で
    紅葉(晩秋)し

2589 まてまてと右へ左へ赤蜻蛉
    赤蜻蛉(三秋)さ

2590 暴君のごとき服なり捨案山子
    捨案山子(三秋)ち

2591 樫の実の落つる水面に音と輪と
    樫の実(晩秋)し

2592 輪となつて運動会のダンスかな
    運動会(三秋)さ

以上です。
いかがでしたでしょうか。

気になる句などありましたら
教えてくださると励みになります😊


さて、最近のしりとり俳句で
マイブームがあります。

「○○のつく言葉」で検索して
出てきた言葉から詠むことが
最近は楽しいんですよね。

自分で思いつく言葉だと
偏りや限界があるからかも…

検索結果を見ると
ああ〜こんな単語もあったかと
新鮮な気持ちになり、
自然と想像&妄想が働くようです。

さらに、
句会や俳句ポストに出せそうな
良いかもと思える句もでき、一石二鳥👍
(出来不出来は別として😆)

兼題に苦手意識があり、
どんなに唸っても待っても
私の場合は句ができないので、
この方法は良さそうです✨

みなさんも煮詰まったら
ぜひお試しあ〜れ。


では、
今週もお立ち寄りくださった方、
ありがとうございます。

また次のしりとり俳句で👋

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