見出し画像

浴衣・木綿や麻の夏着物の下着に本気出す。

浴衣の下着考

今年は夏着物をガンガン着てます。

今夏、浴衣を5着も新調してしまい、何かにつけて浴衣で出かけているので、下着について本気で考えなくてはならなくなりました。
この記事はこれから浴衣を着る、とか、木綿の着物を着る、もしくは、浴衣暑いし着ててつらかった、という人向けです。最後におすすめアイテム紹介します。私が太いめ体型だということもご考慮ください。

現在の所有アイテム。「そんな装備で大丈夫か?」

「大丈夫だ。問題ない」って自信満々には答えられないかもです。
現在手持ちはこんな感じ。色んな組み合わせがあります。

トップス

  • エアリズム

  • コットンTシャツ

  • サラシ

  • 各種タンクトップ、キャミソール

ボトムス

  • リラコ

  • 綿裾除け

  • キュプラ裾除け

オールインワン

  • 本麻長襦袢

木綿×木綿、木綿×麻は摩擦係数が高い。

「歩けない」「痛い」「着崩れ」「太見え」という失敗パターン

強く思ったのは、コットンTシャツとリラコの時でした。「滑りが悪くて着付けづらいぞ?」と。そして歩いているとなんと、リラコに引っかかって裾が浮いてくるのです。浴衣に糊が効いているからかもしれません。
そして綿裾除けで歩いている時。「こいつ…擦れるぞ?」綿素材は意外と肌にまとわりつきます。無理矢理歩くと脚の皮膚全体がゴシッと擦れます。なんの拷問器具でしょう。

さらに写真を撮ってわかったのですが、本麻長襦袢を着て木綿着物を着た時。
「あれ?お尻が大きいよ?」
実際私はガタイが良いのですが、数日で大きく差が出ていたのでおかしいと思いました。おそらくお尻〜膝裏部分がダブついています。写真参照。

左← 長襦袢に木綿着物。お尻周りがブヨってる。
右→ 綿コーマ浴衣にエアリズムガードル。スッキリしてる。

リラコを穿くのは股の汗取りのつもりだったのですが、実際腰穿きするから股までサポートしてないことしばしば。
ということは、エアリズムガードルが1つの最適解です。ただし、裾除け無しは浴衣から肌に擦り攻撃を受けるので、裾除け、スリップは必須。エアリズムレギンスでも良いのかも。
※レギンスは白地にはおすすめしません。脚が透けるので。

長襦袢の時のブヨりは座る時の所作や、そもそもの着付けを見直さないといけません。
こんな白い着物に短い裾除けは膝下がつんつるてんなのが見えるとちょっと残念な感じになりますから。
麻襦袢の裾捌きは問題無しでした。

綿の下には滑りの良い素材を。

故に、いまの手持ちアイテムではボトムスには
エアリズムガードル+キュプラ裾除け
が最適解なのでしょう。

トップスには汗取りという重要な役割が

トップスはなんでもいいのかと思いますが、こちらも衣紋を抜くときに引っかかると着付けにくいので、滑りが良いに越したことはないですね。
好みかもしれませんが、私は少し袖があった方が、つまり脇までカバーできる方が、着物側に優しいと思います。脇の汗はシミになりやすいのです。
浴衣や綿着物は洗えますがなるべくシーズン終わりにのみ洗いたいものです。なのであまり汗を染みさせたくないという意味で汗取りは要ります。
サラシは汗取り、胸補正としては優秀。ただ、この上に直接着物を着てはいけません。だから何か1枚、挟むのが望ましいです。サラシもちょっと暑いことは知っておきましょう。

結論「木綿×化繊」で勝つる。

正絹の着物ばかり持ってた自分には、綿×綿がこんなにも扱いづらいものだとは気づいていませんでした。
浴衣のすぐ下は化繊が適している、とやっと理解してポチしたのはこの2商品。

  1. 和装ブラ

  2. 袖付きロングスリップ

今回感じた不快さを全て解決しそうなロングスリップには期待しかないです。レポはまた到着したら追記します。

もう、サラシ巻くのに疲れたんや…

体型補正も大事

基本的に着付け教室で勧められるものは、着物を長く着てきた先人たちの知恵が詰まってるものでもあります。
体型がこうも変わり、補正ブラが必要になる時が来るとは思っていませんでした。ていうか、こんなに安く買えるならもっと早く買えばよかった…和装ブラ、持ってない方はぜひとも入手してください。より和装が気軽に、着物が身近になるかもしれません。

暑いのは何着ても暑いんですから、
着たいものをなるべく快適に着て楽しみたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?