決断する事だらけ。迷ったときは...　　　　良し！他力本願

引っ越しを直前に控え、（と言っても引っ越し先は決まってない。でも7月20日にはここを引き払う必要が…＾＾；）　　　はぁ？　ですよね。

こんな感じなのに、さらに引っ越しの他にやらないといけない事が山積。

頑張れー　俺。

でも流石に今日決めなければ、全てが半クラッチ状態になってしまって、ガタガタになりそうなので、多少の遠周りやリスクは受け入れて行くしかなさそう。神風吹くかな～。　これぞ他力本願の境地。（ここで言う他力本願は人任せって事じゃなくて、他力本願のホントの意味での他力本願）

瀬戸内に帰って理屈抜きに好きな海で漁師をしながらゲストハウス、遊漁船を生活の基盤に若き頃挫折した野生動物のカメラマンへ再挑戦や、広島の日本酒と瀬戸内の食材の探求等々、やりたい事だらけ。

でもその前にやらねばならぬ今までの人生で背負って来たことの整理と清算。

まずは12年間営んできた北海道での遊漁船業の承継。2名の承継者がちゃんと好きな事でご飯が食べれるようにしたいのだが、ここにきて自然相手の仕事の難しさで連日の時化。噴火湾には最悪の風がかれこれ2週間以上続き、海上での引き継ぎがまったく出来ない。これは俺でも凹むのだから、これから頑張ろうって思っている二人は俺よりもダメージ大きいはず。その二人のケアも大切。

次に、瀬戸内海への引っ越し、来春までに終の棲家になる予定の場所を決めればよいと思っていたが、コロナの影響で春の引っ越しは断念。でもこれが良かったのか悪かったのか、来春2022までに決めればと思っていた終の棲家と言うかその地が、周りの方の協力もあり決まってしまった。（決めてしまった）ここしかない！って今までの経験から直感的に感じてしまったのだ。

これからの生活の一番の基盤にしようとしている漁師。これが終の棲家選びの最重要ポイントだった。

漁師が出来るならどこでも良いって訳では無く、一番は自分のやりたい漁が出来るか否か。これに尽きる。

後は、新参者を受け入れてくれる雰囲気があるかどうか。体制は有ってもその雰囲気がなければ正直キツイ。逆に体制や制度が無くても、Welcomeの雰囲気さえあれば、少々の障害はなんてことない。

その雰囲気がその地にはあった。正直な所、そこに行く前の印象は、すでにいろんな方がその地に移住し、ある程度決まった方向性みたいなものが出来上がり、これから何かをしても二番煎じみたいな感じになるかな～？みたいな感じや、観光地化が進んでいるのかな～って思っていたが、実際に行ってみると、そこには36年前と変わらない雰囲気と島の人たちの暮らしを感じる事が出来た。

オイラの生まれた島は、信号機が出来たーって大騒ぎになる島だったし、2つあった信号機の一つは夜8時には消えるような島だったけど、その島と何ら変わらない雰囲気があった。コンビニや立派なスーパーやホームセンターは有るけど、これは有り難いだけで何の違和感もなかった。36年間でオイラ自身の当たり前がかなり変化したのだろう。当然ですかね＾＾

生まれた島にコンビニなんて出来たら島中大騒ぎになったはず。たぶんこの島も最初にコンビニが出来た時は大変な騒ぎだったと容易に想像出来る。

ここまで読んでいただき、この島とかその島って、そこって何処？って違和感を感じてしまった方もいるかとは思いますが、いろんな事が本決まりではない状態なので、後々多方面に影響が有る可能性があるのであえて詳しい島名は伏せています。

この辺は田舎暮らしや移住をしてきた者の、過去の経験からなのですが、その辺のバランス感覚が移住には大切かな～って思っています。

本当は、あの人変わってね～とか変な人って言われようが、全くに気にならないような人間になりたいのだが、まだまだそこの境地へはたどり着けそうにない凡夫です。

何処に行っても何をしても生活をしていく自信はあるけど、可能な限り理想を追求して、やりたい事好きな事だけで生きて行きたい。もろろん周りとの共生の大切さはオイラなりに努力はしていく。ちょっと変わった人！位の立ち位置が今のオイラには心地よい。

若い頃の様な、血が煮えくり返るような感情は失せてしまったが、いろいろなバランス感覚は成長したハズ！？その分面白味の無い人間になってしまったが、それも今のオイラには必要な事なのだろうと、自己嫌悪にもならなくなった。

さてさて、どうしよう今日は引っ越し屋さんが見積もりに来るのに、引っ越し先も決まっていない。(≧◇≦)

あと3時間。神風吹くかー。吹かなければ来春まで当初の予定通り福山市で生活しながら準備をしよう。

瀬戸内に帰ると決めた当初と違い、住みたい場所は決まっているのだから、とりあえず瀬戸内海に帰って来春までじっくりと住む場所を探す事が出来るメリットあると考えれば良いし、もし神風が吹いて住みたい場所で家が見つかれば、それは非常にラッキーで他力本願に委ねよう。