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一年前、一世を風靡したSNS「Clubhouce」。

どんな流行にも急騰と衰退がある。

ちょうど一年前、一世を風靡した激震SNS「Clubhouce」。
約1ヶ月の間にまたたく間に話題となり、人々がかじりつき、一瞬でみんながあのアプリへの興味を失った。(まだ絶賛やっている人がいたらすみません)

どんなSNSでも無料で出入りできる中、突如表れた「招待制SNS」。
「 招待された人しか入れない」 と言う特別な空気感がいわばユーザーの一種のステータスとなっていたのではないだろうか。

とうの私ももちろん

「え?クラハ?もうやってるよ?」
「あーごめん今クラハ聞いてた」


などと、絶大なるドヤ顔をしながらクソミソ今風の「こんな初期に招待されたアタシ特別でしょ」感を1月の下旬に叩き出していた。(今思うと恥ずかしくて死ぬ)

もうほとんどアプリを起動することもなくなったが、ちょうど1年前のこの時期のことをよく思い出すことがあったので、パラッとClubhouseについて思ったことを書こうと思う。


Clubhouseがすごいと思ったことその①】
圧倒的に人とのつながりが増えた

冗談抜きで知り合い100人くらい増えた。笑
Clubhouse関連で頂いたお仕事もあり、なんならわたしのかめリハに定期で来ていただいている方の中にもClubhouseで私が話した内容を聞き、「かめきち先生に見てもらいたい!!」という方もいた。

Clubhouseの凄いところは、音声を聞いている間に相手のプロフィールを見てそこからリンクに飛び、ほうほうなるほどこんな人なのねと
この人のことをもっとよく知りたいと思った時にその人をよく知れる手段」 が選択的に確立されているところだったと思う。
知りたきゃ飛べばいいし知りたくなければそのままにしてればいい。
これによってつながりたい人とつながることができた。 そして今もClubhouseでつながった人とのご縁をとても大切にできている。


Clubhouseがすごいと思ったことその②】
存 在 感。


みんな、Clubhouseのアプリ消した?

私が思うに消せてない人がほとんどなのではないかと思う。
もう全く開いていない使っていないアプリなのに何故か消せないのだ。
ではある種このアプリを消したらもったいないのではないか、あそこで培った功績を取っておきたい、これからまた面白い何かが始まるかもしれない。。。みたいな、
なんだかアプリをアンインストールできない呪縛のようなものがある。(私だけか?w)
この存在感は何なら若干恐ろしい位のマーケティングだと思う。
消したいのに消せない。消したら呪われそう。


Clubhouseがすごいと思ったことその③】
衰退した今も残るほのかな甘い香り

これは前述した①と②に通づるものかもしれないが、
なぜか私はあのClubhouseにしがみついてた時期を忘れられない。 個人的に独立する前だったので印象的だったと言うこともあるかもしれないが

ちょっと寝れない夜に誰かが今も起きて喋っていると言う安心感、自分がルームを作ったときにジャカジャカ人が入ってくる高揚感、 ちょっと憧れのルームに入った時にスピーカーにあげてくれたときの緊張感、 モデレーターを付与してもらったときの何とも言えない優越感など。

なんかとにかく楽しかった。

楽しかったのだが、これらにいつしかストレスを感じるようになってしまっていた。
やはり高揚と言うのはどこか麻薬のような中毒性があり、そういったサービスは継続していかないのだと自分の事業をもろもろ見直すきっかけにもなった。


いろんなSNSで1年前の出来事として最近Clubhouseのことがよくあがってくるので書いてみた。


一瞬の急騰と衰退を現代人に見せてくれた音声アプリ、Clubhouse。

そこには確かな人間の心を大きく動かすたくさんの仕組みがあった。
不具合や内部の機能の脆弱性などがあり人々が離れていった事は確かだが、あの時夢中になったあの時間を私は忘れることができない。



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