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もらったものは特大の"無償"の愛〜EXILE TAKAHIRO 武道館 LIVE 2023"EXPLORE"感想

書いてしばーーーらく寝かせていたのですが、やはり出そうと思ったので載せます。
以下は昨年の時点で書いている内容になるので、一部書いてある内容や日本語にズレがあるかもしれませんが、そのまま載せておきます。


2023年9月21日、日本武道館で開催された「EXILE TAKAHIRO 武道館 LIVE 2023"EXPLORE"」参戦してきました!
TAKAHIROさんがEXILEに加入を決めたオーディションが開催されたのは2006年9月22日、日本武道館。
さらにTAKAHIROさんは幼い頃の空手の大会でも武道館に立ったことがあり、TAKAHIROさんにとって非常に思い出深い地でのライブ開催となりました。

会場についてから少しうろうろしていると、女性のグループや私のようにソロ参戦、両親+お子さんらしきグループ、20代くらいの男性2人などを見て、本当に幅広い人たちから愛されている人なのだなと実感しました。
2006年のオーディションのタオルを持っている方もいて、純粋に感動もしたり……

当日は結構な風雨だったものの、
夕暮れ直前に武道館から虹が見えました。
さすが太陽のような人……。

席についていざ開演。
ライブを通して思ったことは、ステージの中央で堂々と歌い、お立ち台やスピーカーに足をかけて煽る姿は、皆がよく知るEXILEの姿とは全く異なり、まさにロックスターそのもの。曲も歌声も力強く、ワイルドでありながらどこか優雅で一挙手一投足全てが画になるのは、TAKAHIROさんの持つスター性がなせる技。
対してゆったりと曲の世界に浸りながらバラードを歌い上げる姿は、1ボーカリストとしてのTAKAHIROさんの力に圧倒され。

TAKAHIROさんの歌声は、普通に言うと少し照れてしまうようなまっすぐな言葉でも、素直に心の底まで届けて納得させられるような、不思議な力を持っていました。

生きてることで すべてはOKさ!

https://www.uta-net.com/song/48521/

君の孤独も 不安も 包みこむように
優しく抱きしめられたら
この運命に 全てを注ぐから
絶え間ない 愛を君に

https://www.uta-net.com/song/237216/

ただ君が幸せに
過ごせたらそれでいい…
ただ君が君らしく
生きてくれたらいい…
誰よりも愛してるよ

https://www.uta-net.com/song/343060/

必ず夢を持つとか 背負わなくていい ただ生きよう

https://www.uta-net.com/song/303481/

まっすぐな言葉をまっすぐに届けてくれるから、ライブ中にしばしば「愛してるぜ!」と言われても、TAKAHIROさんは本当に私たちのことを愛してくれてるんだな、と素直に受け取ることができるのかなと。
「ほんとか?ほんとにそう思ってるんか??」とつい疑ってしまうクセのある私の心にも、壁を壊すのではなくすり抜けてくるように入ってきて胸が温かくなるような。

更に武道館という大きなステージでも私の隣にいてくれて、そっと肩を抱いて語りかけてくれるように歌ってくれているようで、この包容力と説得力はボーカリストとしてのTAKAHIROさんの魅力として特記すべき点だと強く感じました。

ライブを通して、TAKAHIROさんのソロ名義の曲はもちろん、EXILEの曲もたくさん歌ってくれました。
「(アルバムの)『EXILE LOVE』が好きだから」という理由で「Beautiful」「時の描片〜トキノカケラ〜」「響〜HIBIKI〜」「変わらないモノ」を畳み掛けるゾーンは、EXILEのファンになって初めて手に取ったCDが「EXILE LOVE」だった私にはクリティカルヒット。
時の描片はこの間のEXILEで歌ってたからまだしも、さすがに他3曲が来るとは思わず、それぞれ曲が始まった瞬間

Beautiful→「ハァ!?」
響→「エッ……………」
変わらないモノ「…………(無言で天を仰ぐ)」

と感情がもはや行方不明に……。本当にありがとうありがとう……。

そして本編ラストに歌われた「Unconditional」。曲のテーマは「無償の愛」。TAKAHIROさんの持つおっきな愛に包まれた武道館が1つになった瞬間でした。

僕のこの手
離さないで
そう
この先も歩む
Together I'm with you

https://www.uta-net.com/song/342711/

と歌うのを聞いて、力強くもどこかこちらに身を委ねてくれて、「この手を離さないで」という願いも感じ、「こんなに私はTAKAHIROさんから愛されている……!」と胸がいっぱいになりました。
キラキラしてあたたかくて、その優しさに満ちた空間にいることで、気づいたら目頭が熱くなっていました。

そんなこんなでふわ〜っとTAKAHIROさんの歌で心がひたひたになってあっという間にアンコール待ちになり、そのままふわふわした気持ちでアンコールが始まって歌い出した瞬間

「せや……『運命のヒト』ここまで歌ってなかった……!!」

と1番楽しみにしていたと言っても過言ではない曲の存在をすっかり忘れていました。それくらい良いライブだったということです。
TAKAHIROさんが17年前のオーディションで、日本武道館で歌ったこの曲をここで聞ける。なんとエモーショナルなことか。
ここまでの他の曲と会場の雰囲気がどこか違い、皆が「来た!」と言わんばかりに、でも静かに「運命のヒト」を歌うTAKAHIROさんにグッと集中している不思議な緊張感があり、あの空気感でTAKAHIROさんにとっても、ファンにとってもやはり特別な曲なんだと深く実感しました。
この曲の切なさや自分の想いに悩む苦しさにTAKAHIROさんの歌声を通して触れて、私まで苦しくなるような瞬間も、それでもどこか美しく感じるこの曲の世界に浸りたくて、思わず目を閉じて聴き入ってしまうような瞬間もあり。
この武道館への回帰とTAKAHIROさんの進化を確かに感じる時間でした。

開演前に見かけたオーディションのタオル持ってたお姉さん、どんな気持ちだったんだろうなぁ。

最後には今年回っていたツアー"Road to EXPLORE"のオープニングで歌っていた「Spotlight〜光の先へ〜」。この夢のようなライブの終わりと、Road to EXPLOREからEXPLOREという場に一旦到達し、ここから先も「EXILE TAKAHIRO」というボーカリストの歩みは続いていくのだという宣言のようなエンディングでした。

このライブのTAKAHIROさんの歌唱、セットリスト、演出等々、ライブ全体の雰囲気から感じたのは、歌うこと、音楽そのもの、応援してくれるファン、そしてEXILEへの、TAKAHIROさんからの深く温かい愛でした。
演出なら炎やスモークの激しい勢い、道の駅で見たなんかすごいライト(伝われ)を3倍にして曲の雰囲気をより盛り上げ、とにかく1曲でも多くやるぞと言わんばかりにMCもそこそこに曲を畳み掛けられ、TAKAHIROさんの歌もバンドたちの気合いも常時MAXのよう。
今日この1度きりのライブに全てをぶつけんぞ!というパッションがステージ全体からバッシバシに飛んできていました。



これで一旦締めるのかな〜と思いきや、今年もツアーが発表され、引き続きソロとして精力的に活躍されているTAKAHIROさん。
これからもたくさんの愛を届けてくださることを願って。

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